由良海釣り公園の概要や釣れる魚、釣果と仕掛けやポイントも!

2019年12月6日

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このブログでは海釣り初心者への情報の一つとして、有料・無料の海釣り施設や海釣り公園も紹介しています。

今回は、「由良海釣り公園」について色々情報をのせてみたいと思います。

由良海釣り公園は、無料駐車料があり、「大型魚の釣堀」と普通の「海釣り筏と桟橋」のある有料釣り施設です。

磯場に作られた海釣り公園で、シーズンになると回遊魚もかなり釣れ、夏頃には30㎝超の大きな魚が釣れるなど、釣りの初心者やファミリー、上級者の人達にも人気の釣り施設です。

そんな「由良海釣り公園」について、

・施設の内容や釣れる魚
・釣果まとめ(由良海釣り公園の2018年参考釣果!はコチラ
・仕掛け、ポイント

をのせてみたいと思います。

由良海釣り公園内には、売店、トイレ、ゴミ箱、休憩所など設備も整っています。

注意が必要なのは、釣り座の柵が無いか、隙間の大きなロープなので、特に子供と一緒のときは気をつける必要が有ります。

小さな子供にはライフジャケットを準備した方がいいかもしれません。

由良海釣り公園の概要と季節に釣れる魚!

由良海釣り公園の概要や釣れる魚を紹介します。

由良海釣り公園での釣りは「釣り桟橋」と「釣り筏」、「通路筏」、そして一番沖側の「釣堀筏」になります。

こんな感じです。
■2018.2「由良海つり公園」空撮

由良海釣り公園の施設・設備については、

管理棟・売店・トイレ
釣り桟橋 (幅6m、長さ40m)
釣り筏8基(板が張られた筏)
釣堀筏5基(板が張られた筏)
通路筏7基(3・6・7番通路筏釣果有)
屋根付き休憩所(イス・テーブル)
ゴミ箱

などになります。

釣り桟橋や筏の柵は無いか、隙間の多いなロープになるので、小さい子供と一緒の場合は、十分気をつけましょう。

▼由良海釣り公園の概要です。
所在地:和歌山県日高郡由良町神谷465-1
https://minnaga.com/yurakouen/
連絡先:0738-65-3263
アクセス:JR紀勢本線の紀伊由良駅から、(タクシーは10分)中紀バス白崎方面行きの釣公園前へ。
阪和自動車道から湯浅御坊道路の広川インターで国道42号線へ、由良駅前から南に向かって50m先を右折する。
駐車場:無料駐車場35台分(入園者専用)
混雑状況:釣堀筏の人も多く、普通の釣り桟橋・釣り筏の方はそれほど混雑というほどではないものの、大物のシーズンになると筏や桟橋先端などのベストポイントは場所の争奪戦になるようです。
営業時間:
4・5、9・10月 6時~18時
6~8月     5時~18時
11・12、1~3月 7時~17時
定休日:木曜(祝日除く)、年末年始、荒天のときは臨時
レンタル:レンタル竿有り
料 金:筏釣り16才以上1650円、6~15才1100円
見学 16才以上220円、6~15才110円
駐車場無料
売 店:レンタル竿、仕掛け・餌などの釣具や軽食(カップ麺等)等の販売
活きアジ餌あり
★付近の釣具店
「御坊市内に釣具店数件」
ふじさき釣具店 和歌山県御坊市湯川町小松原603
オーシャン御坊店 和歌山県御坊市野口568-1
岡本釣具店 和歌山県御坊市湯川町財部70-4 など
「湯浅町に数店あり」
紀伊国屋湯浅店、畑敬釣具店など
トイレ他施設:管理棟・売店・トイレ・自販機
釣り桟橋(金網桟橋)
釣り筏8基(板が張られた筏)
釣堀筏5基(板が張られた筏)
通路筏7基(3・6・7番通路釣果有)
ゴミ箱
屋根付き休憩所(イス・テーブル)
禁止・注意:詳細は公式サイトで要確認
夏は日陰無くて暑いので熱中症対策、日焼け対策が必要
★飲料持参。
12才は保護者または引率者同伴
酒気帯び・酩酊者の入園禁止
アミエビ以外のまき餌禁止
釣竿は1人2本まで
他の入園者等への迷惑・危険行為禁止
竿釣り及び手釣り以外の採捕禁止
ゴミ・空き缶・空き瓶等は所定の場所へ
その他:すぐ近くにコンビニ、食事場所や釣具店はありませんので、弁当など準備するか、途中で買っていきましょう。
★コンビニは、
湯浅御坊道路の広川インター前と紀伊由良駅前にローソン
紀伊内原駅前にローソンとセブンイレブン
県道23号日高消防本部の由良寄りにファミリーマート
★ファストフード店は、
御坊市内にケンタッキー、マクドナルド、湯浅町にマクドナルド
和歌山市内には多数あり

★由良海釣り公園で釣れる主な魚と時期です。

◎は時期になると良く釣れる魚。

メバル   年 中
カサゴ   年 中
メジナ   年 中
スズキ   春・秋
タイ・小ダイ 春・秋
ア ジ   晩春~初秋
イワシ   晩春~初秋
メッキ(①) 夏~初秋
アイナメ  夏~秋
アオリイカ 秋~初冬・早春~初夏
カマス   秋
ヒラメ   秋~初冬・春
アコウダイ 秋~春
その他、
サヨリ、カツオ、タチウオ、ベラ、キス、クロダイ、カワハギ、タコなど
①ヒラアジ類で15cm~30cm程度の大きさの幼魚のこと。

などです。

なお、釣れる時期は年によってズレますので、大まかな目安です。

最新の釣果情報で何が釣れているか確認しましょう。

★公式サイト内の(新)釣果情報
https://minnaga.com/yurakouen/chiyoka.htm

▼由良海釣り公園の釣堀概要
由良海釣り公園の釣堀ランドは事前に予約が必要です。

釣れた魚の持ち帰り制限はありませんので、多く釣った方がお得です。

もしも釣れなかったときにはマダイのお土産がもらえます。

連絡先:0738-65-3263
★予約は7時~17時まで。
料 金:大人11000円、女性7700円、小人5500円
レンタル竿500円、氷100円、活アジ5匹500円
タモとスカリ(魚入れ)無料レンタル
持ち帰りスチロールケース700円
営業時間:5~9月7時~13時、10~4月8時~14時
釣掘生簀:5基(5筏)
注意事項:竿は1人1本
仕掛の釣り針は1本まで
ルアー釣りは禁止
まき餌の厳禁

★由良海釣り公園の釣堀で釣れる魚

大マダイ、メジロ、シマアジ、ヒラマサ、カンパチ、スズキなど、かなりの大物ばかりになります。

レンタル竿、タモと釣った魚を入れる網(スカリ)は借りれるので、餌もその場で買うことができます。

魚を入れる断熱(スチロール)ケースと氷もその場で買うことができます。

完全に手ぶらで釣りができます。

なお、釣り上げた魚は買取ではなく、(料金に込みなので)全部持ち帰りできます。

もしも、全く釣れなかったときでも、マダイのお土産がもらえます。(釣れない人限定)

由良海釣り公園の釣果!

由良海釣り公園の最新釣果については、次の公式サイトの釣果ページで確認をお願いします。

公式サイトの釣果 https://minnaga.com/yurakouen/chiyoka.htm

なお、
由良海釣り公園の2018年参考釣果概要!はコチラで。

■2013.10 水中撮影 小魚大量+アオリイカ

■2014.10 水中撮影 アジ、サバ、イワシ、メバル、カワハギ等々

なお「最近の釣果」一部をのせてみました。

10~11上旬頃は、小アジとツバスがけっこう釣れていたようです。
▼2019.12初旬 ツバス、スマガツオ、アオリイカ 等
▼2019.11下旬 タコ、チヌ、コウイカ、グレ、イシダイ
▼2019.11中旬 小アジ、イシダイ、チヌ、クエ、マダイ、キビレ
▼2019.11上旬 小アジ、カワハギ、ツバス、セイゴ、コショウダイ、アオリイカ、タチウオ、マダイ、スズキ、イシダイ、アイ、グレ
▼2019.10下旬 小アジ、ツバス、メバル、シオ、アイ、ヘダイ

★なお、釣り堀の釣果は、大マダイ、大青物魚が5~10匹程釣れているようですが、匹数が多くても料金に変更は無いです。

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由良海釣り公園の仕掛けとポイント!

由良海釣り公園の仕掛けとポイントについて簡単に紹介します。

初心者やファミリーの釣りについては、アミ海老を餌に回遊魚のサビキ釣りがメインです。

また、オキアミやシラサエビを餌に遊動ウキでの投げウキ釣りや、釣った小アジや小サバなどを活きたまま餌に付けての泳がせ釣りで大型の魚を狙います。

その他、カゴ釣り、紀州釣りなども行なわれています。

それでは、初心者でも可能な仕掛けを簡単に説明します。

★サビキ釣り
サビキ釣り仕掛けは、サビキ、オモリ、コマセカゴ兼オモリ、全部付いているものを購入する。遊動ウキをサビキの上に付けてオモリを調節すると、ウキサビキ仕掛釣りになります。
投げると投げサビキ釣りで、沖目の回遊魚を狙えます。
餌は、コマセカゴにアミ海老コマセを入れる。
▼トリックサビキ仕掛け釣り:
サビキの針にスキンやサバ皮の付いていないカラバリのサビキ仕掛けに、スピード餌付け器でアミ海老を付けて釣る餌釣り。(小さいですが手で付けれる場合は手で餌付け)
●回遊魚がいても釣れない時は、小さい針にしたり、サビキの針に直接コマセのアミ海老を付けて餌釣りすると格段に釣れ易くなります。アミ海老が小さくて針に付けにくいときは、小粒(s,ss)オキアミパックなどを買って持参しましょう。

★ウキ釣り
リールからの糸に遊動ウキ仕掛けを付けてウキに対応した中通しオモリなどのオモリを通してサルカンに結ぶ、サルカンの下の輪に針のハリス(糸)を結びつけて仕掛けのセット完了。水深は遊動ウキ仕掛けのウキ止めゴムで調整する。
餌を針に付けて、下投げて投入します。
針の大きさは、釣る魚と魚の大きさに合わせる。(小さい魚は小さい針で、大きい魚を狙うときは大きな針で)
小イワシ・豆アジ・小サバ・カワハギ・サヨリ・海タナゴは2~4号の極小~小さな針
カサゴ・メバル・スズキ・チヌなどは、それなりに大きな針(8~12号など)
餌は、シラサエビ、オキアミ、(スズキや青物は活き小アジ)など

★泳がせ釣り
釣った活き小アジ、活き小サバなど活き餌を付けて、大物を狙う釣り方ですが、それほど難しくないので小アジ、小サバが釣れたら挑戦してみてください。
▼ウキ泳がせ釣り:スズキ、ハマチ、カツオ、中層青物の大物狙い
ウキ釣り仕掛けの、サルカンの下に結び付ける針のハリス(糸)を1.5~2mに長くして活き小イワシ・小アジなどが泳ぎ廻れるようにする。針の大きさは10~13号程度。
水深は遊動ウキ仕掛けのウキ止めゴムで調整する。
活き餌を背がけにして、周囲に注意しながら沖目に仕掛けを投入する。
餌は、活き小アジ・小イワシ・小サバの口か背中に針を刺す(活きドジョウは口に)。
▼投げ泳がせ釣り:ヒラメ・マゴチなどの、海底の大物狙いリールからの糸にサルカンを通してナス型オモリ15~25号を結ぶ。
下の投げ釣り仕掛けの、サルカンのもう一方の輪に、針のハリス(1.5~2m)を結ぶ。
針に活き小アジなどの口か背中に針を刺して、仕掛けを投げる(投げ釣りの一種)。
オモリの重さは10~15号に変更すると、沖目に飛ばしやすい。
オモリは海底に付いた状態で、リールからの糸は少し張り気味にしておく。
餌は、活き小アジ・小サバの口か背中に針を刺す(活きドジョウは口に)。

★探り釣り(落し込み釣り)
足元の探り釣りは、リールからの糸に1~5号中通しオモリを通してサルカンに結ぶ、もい一方のサルカンの輪に釣り針(8~12号)のハリスを結ぶ。
釣り方は、オモリ(仕掛け)を海底まで降ろして、ゆっくり仕掛けを上下させながら魚を誘う。釣れないときは、次の場所に移動して数多く探り釣り歩くのが釣果を上げるコツです。
アタリが有ったら、竿を立てて針を魚の口に掛ける合わせをして、根のスキマに逃げ込まれないように素早く巻き上げる。ガシラ、メバルなど唇が硬いので、合わせをしないと針がシッカリ刺さらずに海面から上ったときに、針から外れて逃げられる可能性があります。
*オモリは、海底にオモリが付いたのが分る程度で軽い方のオモリが釣れやすい。(ゆっくり自然に餌が落ちる1~2号が理想)
餌は、シラサエビ、釣った活き小アジ・イワシ、活きどじょう、キアミ、イソメなど

なお、サビキ仕掛けなどで他の人が釣れているのに自分が釣れない場合は、タナ(魚のいる深さ)が違っているか、針の大きさ、仕掛け(サビキとトリックサビキは似てるが釣り方が違う)が違う場合がありますので、釣れている人をよく観察してみましょう。

10cm程度の小魚(回遊魚)の場合は、2~4号程度のワカサギを釣るような小さな針でないと釣れませんので、事前に準備しましょう。(5~6号で小イワシ、小アジ、ウミタナゴ、カワハギ、ウマヅラ、サヨリ等口の小さな魚は釣れないので、簡単に吸込めるように小さい釣針を使うこと、なお、餌も小切りするなど小さくしないと吸込めないので注意)

▼由良海釣り公園のポイントについて簡単に紹介します。

釣り桟橋:スズキ、アジ、アオリイカ、カツオ、ハマチ、ガシラなど
左の筏陸側:タイ(チャリコ含む)、チヌ、ガシラ、カワハギ
左の筏沖側:アジ、サバ、イワシ、サヨリ、キス、カレイなど
右の筏陸側~先:チヌ、チャリコ、キス、カレイ、カツオなど
右の筏沖側:アジ、サバ、イワシ、サヨリ、カツオ、スズキ、チヌ、ガシラ、グレ、中型青物など
通路筏先:回遊魚、カレイ、キス、ヒラメ、マゴチ、チヌ、アオリイカなど

▼最後に、釣りに必要な最低限のものを紹介します。
【釣りに必要な物】
リール竿2.4~4.5m・リール
仕掛け(サビキ仕掛け、遊動ウキ仕掛けなど)
(泳がせ釣り:サルカン、オモリ、ハリスの長い釣針など)

バケツ1個
持ち帰るクーラーボックス(発泡クーラーは千円以下)
クーラーボックスの氷
レジャーシート(金網桟橋での小物、小魚の落下防止)
折りたたみイス、クッションなど

それと、持っていかなくても釣りはできますが、持っていくと便利な物を紹介します。
【持参すると釣りに便利な物】
予備の仕掛け
ハサミ
魚の針はずし、針外しプライヤー
釣れた魚を掴む魚ばさみ(生臭さ、ウロコ対策)
虫エサ用餌付け(先の曲がった)ピンセット
バケツ3個(コマセ用、海水汲み用、手洗い用真水入れ)
タオル2~3枚(手拭用、魚つかみ用、予備)
ビニール袋2~3枚(魚入れクーラーボックスの中に1枚、ゴミ入れなど)
日焼け対策(日焼け止め、帽子、肌を出さない など)
水分補給対策飲み物・お菓子
弁当・おにぎり・パンなど

まとめ

今回は、由良海釣り公園を紹介してみました。

由良海釣り公園では、5月頃になると小イワシや小サバが釣れだし回遊魚シーズンに入ります。

例年ですと、少ししてから小アジも釣れだし、その後に30cm超のカマス、サヨリなども釣れだしてきます。

更にその後に、釣った小アジや小サバなどを活き餌に使って、大型の魚も狙えるようになります。

初心者の人は、まずサビキ釣り、竿は1人2本まで出せますのでサビキで小アジや小サバが釣れたら、それを活き餌にしてウキ釣りや泳がせ釣りで大型の魚を狙ってみましょう。

小アジ、小サバなどが入れ食い状態の場合は、普通のサビキ仕掛けの方がいいですが、なかなか釣れないときは、サビキ仕掛けの針を、小さい針に替えたり、サビキの針に餌を付けて釣ると釣れだすことがありますので、試してみてください。

釣りの道具ですが、レンタル竿もありますが数に限りがあるので、初めての人は二~三千円の竿・リール(・仕掛け)のセット竿と(発泡)クーラーボックス、そして上で紹介した「仕掛け、仕掛けに必要な物」や「必要な物」と「使う餌」も揃えて行きましょう。

また、無くてもいいですが、「あると便利な物」も揃えておくと釣り易くなります。

売店は、仕掛けや餌が不足したり、持ち帰る氷を買えるので便利です。

▼なお暑い時期の釣りは十分に水分補給をして熱中症に気を付けてください。
帽子をかぶったり、通気性や吸湿性のある素材の衣服、水分補給はミネラル分(ナトリウムなど)のある水を飲んで補給しましょう。

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