釣りの初心者ならのべ竿でこんな仕掛け!糸の結び方はコレ!

2019年11月20日

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「子供と一緒に海釣りをしてみたい」 とか、
「子供に海で釣りをしてみたい」 と言われた。

こんなときに防波堤で簡単に釣りができる初心者向きの釣りが、のべ竿での釣りです。

リールの操作もいらないし、投げる技術もいらない、昔からある釣りの基本がのべ竿での釣りです。

男性も女性も、子供でも一緒に簡単に釣りを楽しめます。

初心者で何も道具が無くても、リール付きの投げ竿よりも安い費用で道具を揃えられるのが、のべ竿での釣りです。

そのようなことを書いていますが、必要な道具や釣りの情報収集なども、最後に説明しています。

釣りの初心者はのべ竿が扱いやすい!

「どんなのべ竿がいい?」

釣りの初心者は、まず安いのべ竿からはじめてみましょう。
安いのべ竿でも、かなり使えますし、慣れてきたら投げ竿を買い足してちょい投げしておきながら、のべ竿でも釣りをするようになってきます。
慣れてきたら、竿1本よりも2本、3本の方が釣れるチャンスが増えることを学んでいくと思います。

・釣具店やホームセンターで1000円~1500円程度で売っているグラスロッド(万能のべ竿)竿です。
・仕掛け一式付いて2000円程度の物でも大丈夫です。
・のべ竿は竿の長さで探れる範囲が決ってしまいますが、長すぎるグラスロッドは重過ぎますし、軽いカーボン製のロッドは値段が高すぎます。
グラスロッドなら、男性5.4~6m台、女性4.5m程度、子供なら3m台~4m台程度が重過ぎないで扱いやすいと思います。
竿は必ず、店員の承諾をもらって、店内で伸ばして持ってみて、あまり重く感じない竿にしましょう。(安い竿でも感じる重さが違います)

「のべ竿の釣りってどんな釣り?」

のべ竿の特徴は、竿の長さと道糸~仕掛けまでの長さが決ってしまっているので、扱いやすい反面魚を探れる範囲が決ってしまいます。
しかし、防波堤なら足元でもある程度深さがあるので、
・「中層から上層を回遊する魚」 を 「ウキ釣りやサビキ釣り」
・「あまり深くないなら海底の根魚」 を 「みゃく釣り(探り釣り)」
などの釣り方が出来ます。(仕掛けは全部違います)

「狙うところはこんなところ、こんな魚!」
・中層から上層の回遊魚で「あじ、さば、イワシ」などの小型の魚は、コマセという寄せ餌を蒔いて回遊してくる魚を待つ釣りになります。(ウキ釣り、サビキ釣り)

・海底や堤防のくぼみや穴、テトラ周りに日中隠れて住み着いている根魚の「カサゴ、メバル」などの魚は、みゃく釣り(探り釣り)などで、少しづつ移動しながら海底付近や穴を錘と餌で探り釣りしますが、思いのほか大きな魚も釣れます。根魚も夜は活動するので、夜ならウキ釣りなどもできます。
ただし、テトラの穴狙いの釣りは足場が悪くすべる場合があって非常に危ないので初心者にはおすすめできません。

釣りののべ竿の仕掛けはコレ!

「ウキ釣り」
・竿先のヒモ(リリアン)に3号程度の道糸を結び、竿を伸ばします。竿の長さと同じ程度で道糸を切り、ウキ止めゴム管を通して6号程度の針のハリス糸(20~30センチに切る)を結びます。最後に浮き下を調節しながらウキ止めゴム管にウキを差し込んで、ハリスと道糸を結んだあたりにウキに合わせてがん玉錘か板錘をつけて重さを調整します。針に餌(刺しアミ、小オキアミ)を付けて、竿一杯に遠目に仕掛けを海へ入れて、寄せ餌のコマセアミを柄杓でウキ周辺に定期的に投げ入れます。道糸とハリスの間に小サルカンを使うという結び方もあります。

「サビキ釣り」
・ウキ釣りと同じように道糸を竿先に結んで、竿を延ばしますが、道糸の長さはサビキの長さを加えて竿と同じ長さか、少し短い程度に調整して道糸を切ります。道糸にサルカンという金具を結んでサルカンのもう一方の輪にサビキ仕掛けの金具を取り付けます。アミ籠はサビキの上か下の金具の輪に取り付けます(オモリ付アミカゴは下限定)が、付けなくても柄杓でコマセアミを海へ撒くことも出来ます。(サビキは疑似餌針ですから、サビキの針を自然に上下に動かすことで魚が勘違いして食いつきます、なお、ピンクスキンサビキはアミ海老擬餌針、サバ皮は小魚擬餌針です)
また、サビキ仕掛けで魚がいるのにマキエサだけ食べられて針に掛からなくなることがタビタビあります。そのときは面倒でもサビキの針半分にコマセアミ2匹程度刺して海へ投入してください。(これはサビキの餌釣りという秘策ですが竿は動かさないでください。餌を針に刺す専用の道具も売られてます、この釣り方を推奨している地域では専用の仕掛けも有)

「棚(水深)の取り方」
棚を取るというのは、魚がいる水深に仕掛けを止めることですが、ウキ釣りではウキ止めゴム管を動かして調節します。(棚が合っていないと魚はなかなか釣れません)
どのくらいかというと、釣り場毎に違うのでその釣り場で釣っている隣人のウキ下がどれくらいか観察するか、自分で試してみて釣れないようなら深さを変えるということをします。(話しかけて聞くことも有)
サビキ釣りは、ウキが無いので、自分で竿を動かしてサビキを深く入れたり、浅くしたりして釣れたら同じくらいの棚(水深)で釣りましょう。

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「みゃく釣り(探り釣りの仕掛け)」
・ウキ釣りと同じように道糸を竿先に結んで、竿を延ばして竿と同じか20~30センチ程長くして道糸を切ります。これに中通し錘2~3号を通して、サルカンを結びます。サルカンのもう一方の輪にマルセイゴ10~13号程度の針のハリス糸(10~15センチに切る)を結びます。針にイソメなどの根魚用餌を付けて海底のくぼみや穴に隠れている根魚を探りながら少しづつ移動して釣ります。(オモリで海底を探る感じ)防波堤のヘリやテトラ周り、とにかく隠れそうな場所があれば足元の近さでも大きな魚が隠れている可能性があります。(移動する場合は仕掛けを海底から少しあげて移動して仕掛けを底に落としますが、穴があったら中へ)

釣り用の結び方でのべ竿にセット!

竿の穂先の結び方
・竿の穂先には布の紐(リリアン)が付いていますので、それに道糸にチチ輪を作って取り付けます。
穂先に使うチチ輪は、大き目のチチ輪を作ってその輪の先端にもう一つ小さな輪を作ります。

「サルカンの結び方」
・サルカンは道糸と針のハリスや仕掛けをつなぐ金具で、くるくる回るので道糸やハリスがよじれない役目があります。
サルカンに道糸を結ぶには、このページで紹介しています。

まとめ

釣りの初心者なら、魚を探れる範囲は限られますが、扱いが簡単なのでのべ竿から入るのも一つの方法です。

仕掛けなども、投げ竿よりも単純で竿仕掛けセット物も売られていますし、釣具店で聞けば色々教えてくれます。

始めてで不安なときや、子供連れで安全性はとか、トイレとか心配なときには、海釣り公園や釣り施設で体験してみるのもいいと思います。
トイレ、売店、休憩室などの施設が充実しているし、釣り方など色々教えてくれます。
ベストシーズン中は混んでいますので、海釣り公園へは朝の5時前に着くようにしないと入場制限で入れないこともあります。
有料の釣り施設では予約になりますが、リール竿での親子釣り教室なども開催されていますので、始めはそのようなものに参加して体験してみるのもいいでしょう。

上で出てきた以外の準備品は、
魚を入れるクーラーボックス、
その中にビニールで密封した氷、
水汲みバケツ(バケツの手の付け根に太目のビニール紐5メートル結び、別の手の付け根に釣り用ナス錘15号を固定)、
コマセを溶かすバケツ、
コマセ柄杓、
小型ハサミ、
針はずし(小型ラジオペンチでも)、
魚つかみトング(アイスペールのようなもの)、
手拭タオル、
折りたたみ椅子、
日光対策(帽子、日焼け止め)、
水分補給対策(ペットボトルに水)くらいですが、竿、餌、クーラーボックス以外は100円ショップを活用しましょう。(100均釣りコーナーには、仕掛けや道糸、針もあります、小型なら発砲クーラー&保冷剤も)

釣れているかどうかの情報は、毎回餌の購入が必要ですのでその際に釣具店に聞くと教えてくれます。有料釣り施設ならネット検索、電話で聞くことも出来ます。

▼文章だけだと分りにくい感じがしたので、
「のべ竿で仕掛けの結び方と作り方(ウキ釣り仕掛け)」「のべ竿でアジのウキ釣り」
の分り易い動画を最近(2016.7)紹介しました。
他のサイトへの公開が許可されてる動画です。
「のべ竿仕掛けの付け方(作り方)と初心者はアジウキ釣り動画で事前確認!」
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「アジのサビキつり爆釣り」や「釣れないときの裏技」ものせてみました。
どちらも短い動画とコメントものせています。
アジはサビキでのべ竿が簡単!爆釣動画でイメージ!釣れないときは?
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どこで何が釣れているのかリアルタイムで分る無料のスマホアプリも紹介しています。
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