吉島釣り公園での釣りならコレ!!
このブログでは海釣り初心者の人への情報の一つとして、有料・無料の海釣り施設や海釣り公園も紹介しています。
今回は吉島釣り公園での釣りについて色々情報をのせてみたいと思います。
実は(南)吉島釣り公園というのは通称で、広島市中区環境局工場という著名建築家が設計した近代的で新しい現代アートなゴミ処理工場の敷地内にある一般公開されている(吉島中工場公園)公園です。
通称は釣り公園となっていますが、釣りのための公園ではなく、釣り禁止になっていない一般の公園になります。
ここでは、工場見学も出来て、広い緑地で遊んだりピクニック、そして足場のいいコンクリート護岸での釣りを楽しむ人も多く家族で楽しめるスポットです。
広島市内から近くアクセスがいいのも家族連れの釣りにはおすすめの場所です。
そんな(南)吉島釣り公園には、
無料駐車場(出入り時間制限有)
綺麗なトイレ
広いコンクリート護岸(護岸に柵あり)
広島市環境局中工場(現代アートな工場の見学可)
*エコリアムは9時~16時30分まで自由見学可。
遊歩道
広い芝生広場
常夜灯
などがあります。
現在、釣りは禁止になっていませんので、柵のある足場のいいコンクリート護岸では安全に家族で釣りを楽しめる良釣り場です。
気を付ける必要があるのは、無料駐車場は8時45分~21時30分までで、それ以外は駐車場に鍵が掛かり出入り出来なくなります。
なお、公園の利用は6時~22時まで可能です。
更に、一般公園ですので、釣りに関する売店や施設などはありませんので、基本的に、釣り関係、飲食関係の全てを準備して持参する必要があります。
ただし、綺麗なトイレも有り、駐車場は無料、入園&釣りも無料、釣り護岸は足場のいいコンクリートに安全柵もあり、無料で釣りを楽しめる安全な釣り場です。
なお、ここで一つお願いがあります。
最近、各地の漁港、防波堤、岸壁などでは、釣り人のマナー違反(ゴミ問題、迷惑行為等々)が横行することも一つの理由として、「進入禁止」「釣り禁止」になっている場所が全国的に急増しています。
このままでは、家族で釣りを楽しめる場所は減少の一途をたどり数少なくなってしまいますので、今後も、子供と一緒に釣りが楽しめるように、ゴミを捨てない、マキエサなどで釣り場を汚したまま帰らない、小用はトイレで、他の人への迷惑行為をしない等々、釣りはマナーを守って楽しむようにお願いします。
吉島釣り公園の概要と釣れる魚!
吉島釣り公園の概要と季節に釣れる魚や釣果について紹介します。
吉島釣り公園で釣りができるのは、柵のある広い護岸エリアになります。
こんな感じです。(南吉島の南端からの景色、広島市2019.10.22)
▼吉島釣り公園の概要
■所在地:広島県広島市中区南吉島1丁目5-1(中工場)
■連絡先:一般公園のため特になし
中工場は、 082-249-8517
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1111641983382/index.html
■アクセス:広島駅から広島バス24番「吉島営業所」行きに乗車
八丁堀,紙屋町,平和記念公園を経由して南吉島停留所下車,徒歩約5分
■駐車場:無料あり
■営業時間:公園6時~10時、駐車場8時45分~21時半
■休 日:なし(荒天時は注意)
■レンタル・売店:無し
■料金関係:
入園料 無し
基本釣り料 無し
駐車場料金 無料
■設備関係:
無料駐車場、トイレ、護岸に柵、常夜灯、芝生広場、近代的ゴミ処理工場
■注 意:マナーを守って釣りを楽しみましょう。
ゴミは持ち帰ること(釣り関係ゴミも含めて全て)
他への迷惑行為禁止(釣り関係および一般マナー)
投げ釣りは危険、十分周囲に注意すること
トイレ以外で用足ししない
釣り場は最後に流して(マキエサなど)綺麗に
花火・焚き火・バーベキュー等の火気厳禁
凧あげ、ラジコン類(車、飛行機など)操作禁止
他人の迷惑になる球技(ゴルフ・野球・サッカー等)
スケートボード等の行為
自転車・バイク・クルマの乗り入れ
キャンプ など
■食事関係:弁当、おにぎり、パン、お菓子&飲料等全部持参する。
広島市内から近いので比較的近くにコンビにも、
近くのコンビニ地図(短縮url):http://u0u1.net/kxWf
■広島チヌちゃんねるの釣場紹介「南吉島」
▼吉島釣り公園で釣れる主な魚です。
アジ・イワシ・サヨリ・ハゼ・ヒイラギ・キス・メバル・カレイ・イサキ・小鯛・スズキ・チヌ・アナゴ・ハマチ・ブリ・アオリイカなど
吉島釣り公園での仕掛け!
吉島釣り公園での釣りの仕掛けを簡単に紹介します。
狙う魚は、サビキ釣りやウキ釣りでのアジ、サバ、イワシ、ヒイラギ、小ダイなどや、投げ釣りでのハゼ、キス、メバル、カレイ、穴子などもになります。
また、釣ったアジ、サバなどの小魚を活きエサにすれば、ハマチ、ブリ、スズキなどの大物が釣れる可能性も。(2019.10に80㎝のブリが釣れたという情報も有)
なお、この釣り場でよく行われている釣り方は、
・サビキ釣り
・ウキ釣り
・投げ釣り(チョイ投げ釣り)
・探り釣り
・ルアー釣り(エギ釣り:イカ釣り用)
などです。
その中で初心者向きの釣り方を簡単に紹介します。
■「サビキ釣り」 最も初心者向きで扱い易い釣り方
通常のサビキ仕掛けなら、リール竿(投げ竿)、延べ竿どちらでも可能。
深い場所の海底を狙う場合、投げサビキ釣りには、リール竿とリールが必要。
延べ竿な扱いやすいですが、海の上層の魚しか釣りの対象になりませんので、アジ・サバ・イワシなどの回遊魚シーズンにはおすすめ。
道糸に仕掛けを結んで、オモリ付アミカゴを下に付けて仕掛けは完了。
アミカゴに溶かしたアミ海老を入れて海へ。上下に動かすとアミ海老が周囲に撒かれる。
オモリ付アミカゴがセットになっていない仕掛けは、アミカゴを別購入するか、アミ海老を海水バケツで溶かして柄杓などで巻く。(オモリ無しのネット状アミカゴは、サビキ仕掛けの上の金具か下の金具の輪、どちらでも可、にセットして使う)
メバルなどを狙う胴付き仕掛けは、サビキよりも大き目の針で針数が3本程度のカラバリ(スキン、サバ皮が無い)仕掛けで、底付近を釣るのでオモリはサビキよりも重め。
サビキ仕掛け5~6号針程度の針にアオイソメ(3~5㎝)などの餌を付けて、底付近を探れば(オモリの着底が分らない場合は、オモリを追加するか重いものに交換)似たような釣り方が出来ます。
但し、サビキの針を大きくすると、口の大きいメバル・カサゴなどの魚が対称になるので、小イワシ、小サバ、小アジ、ウミタナゴ、カワハギ、ウマヅラなどの口の小さな魚が釣れなくなってしまいます。サビキで対応するなら、大き目の針と小さい針の仕掛け2種類準備しましょう。
■「ウキ釣り」
竿は上と同じ。
波止に近めの小イワシ、小アジ、小サバ、ヒイラギなどを釣るなら普通のウキに適合した小型オモリ、3~4号程度の小型釣針1本に餌(小型S程度のオキアミなど)を付けてテンポ良く釣れば、数を稼げます。
ただし、サビキ釣りに使うアミ海老は集魚効果があるので、出来ればマキエサとしてアミ海老も少し持参した方がいいでしょう。(バケツに海水を汲んでアミ海老を溶かして柄杓で撒く、集まってきたら撒く量を減らして、餌釣りメインにする)
サビキ仕掛けは針数は多いですが、よほどの大群が来ないと、1回に何匹も釣れません。
結局、小型魚1匹釣るたびにアミカゴ1杯分のアミ海老を巻くことになる可能性が高いのでけっこう効率が悪いです。(しかも、撒きすぎるとマキエサしか食わなくなります)
上のサビキ仕掛けに遊動ウキを付けて、適合するオモリ付コマセカゴに交換すれば、少し沖目への投げサビキ(ウキサビキ)釣りもできます。
なお、コマセカゴ無しのオモリに替えて、小型オキアミの餌を針に付けても良いでしょう。
また、リール竿で遊動ウキ、対応したオモリ、大き目の釣針(ハリス50~100cm)に釣った小魚を活き餌さにして背がけしてチョイ投げすれば、中層の中~大物を狙うこともできます。
時期的にスズキやブリ(ハマチ)が釣れているかどうかの確認は必要です。
▼サヨリは海面近くを回遊しているので、ウキ下を極端に短くしたシモリウキ仕掛けという、サヨリ用仕掛けで小さい針&小さくしたオキアミを使うと効果的です。
なお、魚が見えているなら、海中の餌のオキアミが白く見えていますので、サヨリが近づいて白い餌が消えた瞬間に竿を上げると効率良く釣ることが出来ます。(目は疲労します)
■探り釣り(ヘチ釣り)
メバル、カサゴなど波止の足元の海底に潜む根魚狙い。(ときタイなど)
足元の探り釣りは、リールからの道糸にゼロ~3号の中通しオモリを通してサルカンに結ぶ、もい一方のサルカンの輪に釣り針(8~12号)のハリス(15~20cm)を結ぶ。
●カサゴ、メバルなどは、ハリス15cmくらい。(タイ、チヌなどはハリスを100cmくらいに長く)
釣り方は、足元にオモリ(仕掛け)を海底まで降ろして、ゆっくり仕掛けを上下させながら魚を誘う。釣れないときは、次の場所に移動して数多く探り釣り歩くのが釣果を上げるコツです。この釣り方は、仕掛けが底に引っ掛って喪失する可能性があるので、針と錘・サルカンは多く必要です。
タイなど大物を狙う場合は、サルカン無し、ハリの元に小さなガン玉オモリだけで自然に餌が落ちていくようにしましょう。
餌は、オキアミ、イソメ、活きモエビ、活きドジョウなど(魚による)
手に入れば(ネット通販の「熱帯魚の餌」で検索)カサゴ・メバルには活きドジョウが強力な餌になります。(ドジョウは口に針を掛けます)
参考までに、
■「投げ釣り」 投げ釣りは危ないので注意を確認してから投げること。
竿は投げ竿(リール竿)とリールが必要。
この釣り場は、砂場に底に沈み根が点在しているので、根に引っ掛る可能性がありますので、根の多い場所は控えましょう。
リール竿で道糸に、天秤を結んで、天秤の下にナス型オモリ、天秤の横に出ている輪に投げ釣りの仕掛けをセットして完成。(ジェット天秤の場合は、上を道糸に結んで、下に仕掛けをセット)
イソメなどの餌を付けて、周囲に注意しながら投げて置き竿、釣れない時は少し巻いて場所移動して置き竿を数回、巻き上げて餌を確認してまた投げ込むの繰り返しです。
・大物狙いに(エレベーター仕掛け)泳がせ釣り(スズキ、大~中青物)
道糸にサルカンの片方の輪を通してナス型オモリに結ぶ。もう一方のサルカンの輪にハリス50~100cmのハリス付き釣針(大き目)を結んで、釣った小アジ、小サバ、小イワシの背にハリを刺して活き餌としてチョイ投げすれば、活き餌が道糸のサルカンを引き釣りながら上下泳ぐことで底~中層の大型魚を狙うことができます。(投げた後、リールを巻いて道糸が真っ直ぐになるよう張っておくように)
最後に、釣りに必要な最低限のものを紹介します。
【釣りに必要な物】
リール竿2.4~4.5m・リールのセット物 または
延べ竿(万能竿)3~6m程度+ナイロン道糸3号10m程(上層の小魚狙い)
目的の仕掛け(セット仕掛けが便利、針・オモリなどは予備も)
★サビキ釣りは「アミカゴオモリ付サビキ仕掛け」のみ
★探り釣りは「ハリス付釣針、中通し錘、サルカン」のみ
★投げ釣りは「天秤、ナス型オモリ、投げ釣り仕掛け(ジェット天秤なら+仕掛け)」
★泳がせ釣りは「ハリス付釣針、ナス型錘、サルカン」のみ
★ウキ釣りは「ウキ、ウキゴム、オモリ、ハリス付釣針」
★投げサビキ、投げウキ仕掛けの場合は、「遊動ウキ、上下ウキ止め、適合オモリ」
餌(釣り方と対象魚による、店員に確認)サビキ仕掛けなら普通アミ海老のみですが、上で紹介した餌釣りするなら+小型オキアミ1パック。(小さくて大変ですがアミ海老を針に付ける場合はアミ海老だけで可:トリックサビキ)
■仕掛けの釣針は、大き目(5~7号)&極小(1~4号)2種類準備すると色々対応できます。
サビキの餌釣り(トリックサビキ)をするなら、極小としてワカサギ仕掛けでもなんとか可。
バケツ1個
手拭タオル・手ぬぐい
持ち帰るクーラーボックス(発泡クーラーなら千円以下)
クーラーボックスの氷または冷した保冷剤
折りたたみイス、クッション、レジャーシート(座るもの)
など
▼基本的なことですが、針の大きさは、釣る魚と魚の大きさに合わせないと釣れません。大き目の魚を狙うときは、大き目の針でないと、掛かり難い上に、ハリスが細くて切れる可能性があります。
セイゴ・クロダイ・メバルなどは、それなりに大きな針(5~12号など)
小さい魚や口の小さい魚は、小さい針と小さい餌でないと、一気に吸込めないので、ツンツンするだけで、針に掛かりません。
小アジ・小サバ・小イワシ・サヨリなどは2~4号の極小~小さな針で
それと、持っていかなくても釣りはできますが、持っていくと便利な物を紹介します。
【持参すると釣りに便利な物】
何種類かの釣り方の仕掛け予備(サビキ釣り、ウキ釣り、投げ釣りもしくは探り釣り)
●初心者は、最新の釣果の確認できたら小魚狙いでサビキ仕掛け(針大小)
何種類かの餌(アミ海老、小粒オキアミパック、アオイソメなど)
●初心者なら、アミ海老+アオイソメ(大針サビキでメバル・カサゴなど)がおすすめ。
100均キッチンバサミ(仕掛け、餌を切る、魚を挟んで飲んだ釣針を外す)
魚の針はずし(慣れないと使いづらいのでハサミでも可)
釣れた魚を掴む魚ばさみ(生臭さ、ウロコ対策)
虫エサ用餌付け(先の曲がった)ピンセット
バケツ3個(コマセ用、海水汲み用、手洗い用真水入れ)
タオル2~3枚(手拭用、魚つかみ用、予備)
ビニール袋2~3枚(魚入れクーラーボックスの中に1枚、ゴミ入れなど)
日焼け対策(日焼け止め、帽子、肌を出さない など)
水分補給対策飲み物・お菓子
弁当・おにぎり・パンなど
まとめ
今回は吉島釣り公園での釣り紹介してみました。
吉島釣り公園は、綺麗なトイレも有り、駐車場は無料、入園&釣りも無料、釣り護岸は足場のいいコンクリートに安全柵もあり、無料で安全に初心者や家族で釣りを楽しめる初心者向けの良釣り場です。
また広島市内からも近いので、ピクニックなどのベストシーズンには土日祝の休日には家族連れで混んでいるようです。
しかし、管理事務所や売店は無いので、釣り関係、飲食関係は全部持ち込みになります。
初心者や休日にファミリーフィッシングなら、リール竿にサビキ仕掛け、餌にアミ海老ブロックがあれば十分楽しめます。
加えて、遊動ウキ仕掛けと小型のs~ssオキアミパック餌があれば、針に餌を刺して、少し沖目の魚も狙えます。
更に、サビキ仕掛けは2~3号と5~6号の二種類の針の仕掛けを持参して、アオイソメ餌を持っていけば、サビキ仕掛けで底付近を狙えば、カサゴ、メバルも狙えます。
安価で楽しめる釣り場ですが、その分全部自分で準備する必要がありますので、忘れ物のないように十分確認してから行くようにしましょう。
比較的近くのコンビニの地図は、上で短縮urlにして載せていますので、そちらを参考にしてください。
なお、上で紹介した「道具」や「仕掛け」、「仕掛けに必要な物」や「釣りに必要な物」も100均で揃うものも多いので、準備すると便利です。
なお、竿に関してはリール竿(投げ竿)+リールのセット(仕掛け付きも有)なら千円台~二千円台の安いセット物で大丈分です。
万能竿(延べ竿)なら千円程度の安いもので大丈分です。(浅い場所は上層アジ・サバ・イワシ・小ダイ・小黒鯛など狙い)
リール竿のセット物で数百円の場合は、竿のガイドが外れたり、リールが直ぐに錆びたり、竿が折れたりと、経験上あまりおすすめできません。それを覚悟の上、購入してください。
なお、海釣りに関しては、ゴミ問題や迷惑行為問題などの釣り人のマナー違反横行問題などの理由もあり、岸壁、堤防、漁港での「釣り禁止、立ち入り禁止」が全国的に急増しています。
今後のためにも、釣りはマナーを守って楽しみましょう。
★そして暑い日の釣りは、日焼け対策と水分補給に注意しましょう。
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