釣りの初心者ならコノ仕掛けで海へ!その作り方は?コツは?サビキ?
初めて海釣り公園などで道具を借りて釣って、その楽しさがクセになってしまう人も多いようです。
次は何とか道具や仕掛けを準備して、家族でファミリーフィッシングと行きたいところですが・・・。
でも、
「家族全員釣りの初心者でなんにも分からない・・・?」
といことも、
初心者のための海釣りの道具については、前に簡単に紹介しました。
次に海釣りの初心者が悩むのは、
「どんな仕掛けで、どうやって、何を釣れば・・・・?」
という初心者の次の疑問におすすめなのが下の釣り方です。
これを知っていたら、超初心者のパパ、ママでもお子さんと一緒に簡単に釣りを楽しむことが出来ます。
でも、実はその釣り方でも知っておいた方が良いことと、釣るためのコツもあります。
釣りの初心者ならこの仕掛けで海へ行こう!
「釣りの初心者にオススメの仕掛けと海での釣り方ってどんなもの?」
それは、
<<サビキ釣り>> というサビキ仕掛けを使って、海の中層から上層を回遊する アジ・サバ・イワシ などの回遊する小型の魚を釣るものです。
ただし、5メートル程度以上の投げ竿(磯竿)の場合は、サビキ仕掛けに 遊動ウキ と おもり付きマキエ籠 を使って、 投げサビキ釣り をすることで沖にいる回遊魚も対象になるので、仕掛けによっては中型~大型~超大型魚まで釣ることも可能です。
●サビキ仕掛けとは?
1メートルくらいの幹になるナイロン糸に5本くらいの釣り針が木の枝のように付けられていて、一番下に軽めのおもりが付いています。
釣り針にはサバ皮やスキンなどが付いていて、竿を上下することで仕掛けを動かすと、魚はキラキラするサバ皮やアミ海老に似たピンクのスキンを餌と間違えて食いつくという疑似餌釣りです。
基本的には、餌はいりませんし、足元に魚が見えていて食いが立っているときは、蒔いて魚を集めるマキエサもいりません。(ただし、疑似餌の針を違和感無く動かして魚の食いを誘う技術で腕の上下が決ります。)
そこで、今では サビキ仕掛け の上か下に、小さなマキエ籠をつけて、それにマキエサのアミ海老を詰めて、海の中で上下に動かし、マキエサを海中に撒き散らしながら集まってきた魚をサビキ仕掛けの疑似餌で釣るのが一般的です。
これなら、海中になかなか居ない餌が大量に撒き散らされた状況で、アジやサバなどが我を忘れたかのように撒いた餌に群がってきますから、初心者でもサビキ仕掛けの疑似餌で簡単に釣れます。
ただし、この仕掛けは海の中層から上層を回遊している魚が対象なので、回遊してくるまで少しづつマキエサを撒きつつ、ジックリ待つ釣りになります。
ここで重要なのが、「どこで何時頃」にサビキ仕掛けで釣れる魚が釣れているかの直近の情報です。
これは、マキエサのアミ海老冷凍ブロックを買いに行った釣具屋で聞くと釣れている場所の情報を教えてくれます。
晩春以降になると、回遊魚の時期本番になってくるので、釣り場に着いたとたんに、すぐ足元にアジやサバなどの魚が大きな群れで泳いでいるという可能性も高くなってきます。
サビキ仕掛けについては、
・サビキし掛けは、1つ100円台の安いものでいいですが、最初はおもり付きが必要です。(2つ目以降は、1つ目のおもりを付け替えます)
・サビキ仕掛けは、針の大きさが 3~4号の小 と 6~7号の普通 の2種類と、サバ皮 と ピンクスキン の2種類、計4種類を予備分も含めて購入しておくと色々対応できて便利です。
・サビキ仕掛けで結構起こることは、「絡まって使い物にならなくなる」 「針が取れてしまう」 ことですから、予備は準備しておきましょう。(絡んだサビキをほどく努力は、時間の無駄ですからおもりを外してゴミ袋へ)
・サビキ仕掛けがセット売りと別の場合は、サビキ仕掛けとコマセ籠は別に購入する必要があります。
・マキエサのアミ海老冷凍ブロックは1kg1個くらい(400円程度)を釣具屋で購入し、釣り場に着いたら一番初めにバケツに汲んだ海水につけて溶かしておきましょう。(結構溶けにくい)
魚が回ってこないと暇ですが、魚が回ってくると、いきなりバタバタと忙しく釣れ出します。
しかし、余程のことがない限り30分ほどで魚はまたどこかへ行ってしまいますので、その短時間にどれだけ多くの魚を釣るかが勝負です。(次に回ってくるまで、また待ちます)
その他必要なのは、リール竿か海面まで遠く無い場合はのべ竿、魚を入れる20リットル程度のクーラー、クーラーの氷(2重のビニール袋で真水氷を密閉してクーラーへ=真水は魚の敵、魚の鮮度保持のため)、コマセのアミ海老ブロックを溶かすバケツ、ひも付きの水汲みバケツ(手洗いバケツ兼用)、万能竿の場合の道糸太さ3~4号(竿先からサビキを結びつける間のナイロン糸)、手拭タオル
釣りの初心者向け仕掛けの作り方サビキ編!
釣りの初心者はサビキ仕掛けを、どのようにして作るの?
サビキ自体を自作することもできますが、フライフィッシングのフライを自作するかのような費用と時間が掛かりますので、初心者は100円台で売られているサビキ仕掛けを上で書いたように数種類購入しましょう。
サビキ仕掛けは、仕掛け自体の値段も安いですし、安い仕掛けでもほぼ同じように釣れます。
●竿へのセットの仕方●
・万能竿の場合
長さを調節するために、竿を完全に伸ばして周りに迷惑にならないように横に置きます。
竿の先に、道糸を結びつけて道糸を竿の手元までにピンと張って置いていきます。
サビキ仕掛けを引き出して、絡まらないように気をつけながら、おもりを竿の一番下の手元あたりおいて、道糸と交差するように竿先側に横に置いていきます。
サビキ仕掛けの道糸を結ぶサルカン金具あたりのところで、道糸を切ってサルカン金具に結んで準備は終了です。(長すぎるようなら道糸を短くするなど対応してください)
・投げ竿などのリール付き竿の場合
リールの道糸を、竿の糸を通すガイド(輪)に通して、竿先のガイドに通した道糸にサビキ仕掛けの道糸を結ぶサルカン金具に結びます。
竿を伸ばしながら、サビキ仕掛けを引き出して、竿を伸ばしきったら、道糸の長さをリールで調節して終了です。
万能竿は、リールが無い分初心者でも扱いやすいですが、水深が深いと中層の下に魚がいると対応できません。(男性大人5.4m、女性大人4.5m推奨)また、海面まで仕掛けが届くような高さの釣り場限定です。
リールの付いている竿は、水深が深くても対応できますが、竿全体が重めであまり竿が長いと扱いづらくなるので、サビキ釣りには少し不利です。(男性4m前後、女性3m台推奨)
竿は、釣具店の許可を取って、竿を伸ばして持ってみて、重く感じない中で一番長い竿が使いやすいです。(竿を選ぶための基本です)
(2.8m程度以上なら投げ竿でも、なんとかサビキ対応できます)
釣りの初心者向け仕掛けのサビキの真実!
実際、サビキ釣りでアジなどを釣っていると、群れで泳いでいるのに、マキエサだけ食べられてサビキの針に食いついてこなくなることがシバシバあります。
場合によっては、釣りはじめからそんな感じで、魚はたくさんいるのに釣れたのは数匹ということも・・・
もちろん釣れる時間帯というのもありますので、マキエサを購入するときに釣具屋さんに確認することも必要ですが、
上でも書きましたが、サビキ釣りは本物の餌での釣りではなく疑似餌針を使っての釣りなので、基本的に魚が不自然と感じると疑似餌針には食いついてくれません。
釣れはじめに魚が疑似餌針に食いついてくれるのは、海中でなかなか居ない餌が大量に撒き散らされた状況で、アジやサバなどが我を忘れたかのように撒いた餌に群がってきますから、初心者でもサビキ仕掛けの疑似餌で簡単に釣れます。
ですから、時間がたつと慣れてきてマキエサとサビキの疑似餌針を見分けているのでしょう。(サビキの動かし方のうまい人は、それでも釣れます)
釣り場についていきなり魚がいるのに釣れないというときは、その釣り場でサビキ釣りをしている人が多い場所で、魚が すれている(慣れている) 状態で見分けられてマキエサだけ食われることになります。
対応は、サビキを変えてみる(スキン⇒サバ皮、普通の針⇒小さい針 など)ことで解決することもあります。
しかし、秘策があります。
簡単なことですが、 サビキを小さい針に変えてマキエサの大き目のアミ海老を全部の針に刺して 本当の餌での釣りに釣り方を変える事です。
この場合は、竿を堤防に置くなどして動かさないようにしましょう。(餌釣りなので動かす必要はありませんし、餌が針から外れてしまいます。)
面倒ですから、あまりしている人はいませんが、サビキにコマセのアミ海老を付ける専用の道具も売られています。
なお、この釣り方が一般的な地方があり、専用のカラバリ仕掛けも売られているようです。
私は、魚がいても釣れない時は、この方法で釣っています。
それからアジなどの回遊魚がなかなか回ってこないときなどは、味を付けた人工イソメ餌(袋入り、再使用可能)などを買って準備しておくと、リール付き竿なら(万能竿でも水深が浅ければ)サビキの針にその餌をつけて海底を探ったり、岸壁のヘリに居ついている根魚を釣って時間をつぶす事もできますので便利です。
サビキ仕掛けだからといって、回遊魚だけ狙うことにこだわる必要はありません。(根魚用の仕掛けも準備してそれに変えるのが一番いいのですが、最初から色々揃えるのも大変ですから代用です)
過去にはサビキにカレイが釣れてきたこともあります。
まとめ
海釣りの初心者にオススメの仕掛けは サビキ仕掛けを使ったサビキ釣り です。
ただし、初心者向きだといっても釣れないこともシバシバあります。
是非、上の内容を再度見ていただいて、とにかく何でもいいから堤防から魚を釣りたいなら、釣れる可能性を増やすアイデアや工夫することが重要です。
釣れない時の工夫が、後々自分の経験として積みあがっていきます。
どうぞ、みなさん家族で釣りを楽しんでくださいね。
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▼分り易いリール竿での「釣りの初心者向け教室動画の堤防編」をのせました。
初心者でも「サビキ釣り」「ちょい投げ釣り」「ウキ釣り」の基本的なことが簡単に理解できるようになっている、他のサイトへの掲載が許可された動画教室です。
「釣り初心者でも分り易い堤防つり教室でサビキやちょい投げとウキ釣りも!」
▼のべ竿でのウキ釣り動画ものせました。(他サイトへの掲載許可動画)
当ブログで、ウキ釣りはあまり詳しく紹介していませんが、のべ竿のウキ釣りなら下の動画を見るだけで簡単に実践できる初心者、ファミリー向けの簡単な釣りです。
「のべ竿、ウキ仕掛けの簡単な作り方・結び方」
「のべ竿でアジのウキ釣り(初心者、ファミリー向け)」
のべ竿仕掛けの付け方や作り方と初心者はアジのウキ釣り動画で事前確認!
「アジのサビキ釣り、爆釣動画」
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アジはサビキでのべ竿が簡単!爆釣動画でイメージ!釣れないときは?
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