穴探り釣り動画で仕掛けや竿リールと釣り方のコツや釣れる魚も確認!

2019年11月12日

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今回、前回と似ていますが「穴の探り釣り」について紹介してみたいと思います。

一般的には、穴釣りといわれて、テトラのスキマや沈められたコンクリートブロックの穴に仕掛けを入れて釣る釣り方です。

磯の岩場の穴や、テトラと堤防ヘチのスキマを狙うことも出来ますし、テトラに上って釣り歩く人もいます。

テトラに上って釣り歩くには慣れと滑らない靴も必要ですので、初心者の場合はテトラに上るのは危険ですので止めましょう。

堤防ヘチ釣りの要領で、堤防側に体を置いて堤防ヘチとテトラの間を釣るか、安定した岩場でスキマ(穴)を狙いましょう。(危ないのでテトラや不安定な岩場に上らないでください)

堤防自体足元でもある程度の水深がありますし、(磯の岩場も)深くなくてもテトラの穴(スキマ)には、いい感じの魚が潜んでいます。

もちろんテトラを釣り歩くことで、数多くの穴を釣れるので釣果に差がでますが、テトラと堤防ヘチの間でも、コマセを撒くことで周辺の穴から魚を集めることも出来ます。

前回の探り釣りと同じように、穴の探り釣りもサビキ釣りの回遊魚を待つ暇な時間に楽しんでみましょう。

エサとリールは探り釣りと同じでいいですが、竿と仕掛けは少し違いがあります。

今回も、他のサイトへの掲載が許可されているユーチューブ動画で、指定されている掲載の方法でのせています。

今回の動画は実践的な釣り方を紹介する動画になります。

比較的短い動画が多いので、空いた時間で確認してみてください。

● 岩場でムラソイ、カサゴの穴探り釣り(人工エサ使用)(4分30秒)

● テトラの穴釣り、ヒットシーン3匹分(3分50秒)

● 穴釣りでガシラ(カサゴ:エサはオキアミ)連発!(3分2秒)

今回は動画にコメントはしていませんが、仕掛けや釣り方のコツや餌など独自の説明も加えていますので参考にしてください。

短い動画なので要らないとは思いますが、「途中からの再生」や「前に戻っての部分的な繰り返し再生」の方法は前の「初心者向けの釣り教室堤防編」で説明していますので、そちらをご覧ください。

穴探り釣りを動画で覚える!

岩場やテトラで穴を探り釣りして根魚を釣り上げている動画です。

仕掛けも確認できますので参考にしてください。

●岩場でムラソイ、カサゴの穴探り釣り(人工エサ)(4分30秒)146000回以上

岩場での穴の探り釣りです。

イソメ型の人工エサとカニ型の人工エサを使った穴釣りです。

●テトラの穴釣り、ヒットシーン3匹分(3分50秒)458000回以上

こちらは、テトラでの穴の探り釣りです。

●穴釣りでガシラ(カサゴ:エサはオキアミ)連発!(3分2秒)87000回以上

穴釣りといっても、足元ではなく少しはなれた場所の海底に沈められたコンクリートやテトラのスキマを探っています。

穴探り釣りの仕掛けや竿はコレ!

穴の探り釣りは、前回の探り釣りと違って基本は足元の穴やスキマに仕掛けを入れて、隠れている魚を釣り上げるというものです。

仕掛けは、前回の探り釣りと同様に簡単な仕掛けです。

▼穴の探り釣り仕掛け
道糸3~4号にスナップサルカンを結び、そのサルカンに専用のブラクリ仕掛けという仕掛けを取り付けて完成です。

ブラクリ仕掛けとは、小型の赤いナス型オモリのすぐ下に針が付いてる仕掛けで、ハリスが無いか1cmくらいで短いです。

穴の探り釣りは、特に根がかりしやすいので、ハリスは超短いか、ほぼハリスない感じの仕掛けです。

オモリの上には、スナップサルカンに取り付けできるようにタコ糸のような紐の輪がついています。

2番目の動画で少し変わった仕掛けでカニ型の人工エサを使っていました。

たぶん、3~4号道糸にトリプルサルカンを結んで、他の一つのサルカンの輪に2号糸(20cm程度)を結んでナス型オモリを付けて、残りもう一つのサルカンの輪にハリス(25cmくらい)付きの針を結んでいると思います。

オモリの付いている部分を「捨て糸、捨てオモリ」といい、根がかりしやすい場所で初めからオモリは捨てても針は残すような仕掛けです。

魚が釣れた後にオモリが根がかりしたときに、2号の捨て糸が切れてオモリを捨てても、魚と針は大丈夫な仕掛けです。

どちらかというと、次にに紹介する自作の簡単な仕掛けの方が釣りやすいと思います。

▼ブラクリ仕掛けと似た仕掛けの自作
基本的には、前回の探り釣りと仕掛けは似ています。

違いはハリスを短くすることです。

自作するとしたら
道糸は3~4号に2号~4号の中通しオモリを通してサルカンを結び、サルカンのもう一方の輪にハリス付針10~12号を1本結んで完成です。

ちなみに、針のハリスを結ぶ際には、針がサルカンから(ハリス)2~5cmくらいになるように短くして結んで余ったハリスを最後に切ってください。(短いハリスは結びにくいです)

▼穴の探り釣りに適した竿
穴の探り釣りに適した竿は、短いリール竿です。(リールは普通の探り釣り同様の中型のスピニングリールで大丈夫です)

普通の探り釣りと違い足元のスキマや穴を探る釣りですので、長い竿は非常に扱いづらいので2m前後の竿がいいです。

ただし、3番目の動画のような場所で穴の探り釣りするなら、長目のリール竿やのべ竿でも釣れます。

3番目の動画のような場所や浅めの磯の探り釣りならのべ竿や長目のリール竿でも可能ですが、基本的に足元を狙う穴の探り釣りでは短いリール竿を使うのが一般的です。

穴探り釣りの釣り方のコツ!

穴の探り釣りは、普通の探り釣りよりも根がかりしやすい釣り方ですが、根がかりを恐れずに積極的に、穴の底まで仕掛けを落としましょう。

テトラはいくつも重なっているので、穴はかなり深い場合は多いです。

その分、テトラとテトラのスキマの角やテトラについている貝や海草に針やオモリが引っかかる可能性があります。

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仕掛けを、テトラのスキマに入れる場合は、そっと入れてオモリが何かにぶつかったら、オモリを少し上下させて、スキマの左右前後にもっと下へ落ちる場所が無いか探りながら、可能な限り落ちるところまで落としましょう。

それは、経験から穴の中間よりも穴の底付近で魚が食いつくことが多いので、根がかりを恐れずに可能な限り底まで仕掛けを落としましょう。

私はハリスを少し長めの5cmにしています。

経験では短いよりも少し長めのハリスの方が、魚の食いが良いように感じます。

底まで着いたらすぐ食いつくことが多いですが、2~3回仕掛けを上下させて食いを誘って少し待つを、3回くらいしてください。

それで食いつかない場合は、その穴には魚がいないと思ってください。

すぐに次の穴へ移動しましょう。(釣れなかった穴でも時間が経ったら魚が入る可能性もあるので再度釣ってみましょう)

魚が食いついた場合、あまりゆっくり上げると魚は更に奥のスキマへ入り込もうとするので、あわてず速やかに糸を巻いて釣り上げましょう。

魚が奥のスキマへ逃げ込んでしまうと、根がかりと同じ状態になるので、しばらく道糸を緩めてそのまま待ってから、一気に引き上げてみましょう。

それでダメなら、前に紹介した根がかりしたときに糸を切る方法で、糸を切るしかありません。

ただし、テトラに上って釣り歩くには慣れと滑らない靴も必要ですので、初心者の人の場合はテトラに上るのは危険ですので止めましょう。

堤防ヘチ釣りの要領で、堤防側に体を置いて堤防ヘチとテトラの間を釣りましょう。(危ないのでテトラに足は掛けない)

堤防自体足元でもある程度の水深がありますし、深くなくてもテトラの穴(スキマ)には、いい感じの魚が潜んでいます。

もちろんテトラを釣り歩くことで、数多くの穴を釣れるので釣果に差がでますが、テトラと堤防ヘチの間でも、コマセを撒くことで周辺の穴から魚を集めることも出来ます。

テトラのスキマにコマセを撒いて魚を寄せる場合は、徐々にコマセ(アミ海老)を撒きながら同じ場所で粘りましょう。

釣れなくて移動してまたコマセ(アミ海老)を別なスキマに撒いたとしても、最初に釣れなかったスキマに時間がたって魚が寄っている可能性もあるので戻って何回か釣ってみましょう。

エサは前回の探り釣りと同じですので、そちらを参考にしてください。

なお、穴の探り釣りでも良く動く「活きエサ」は魚の食いが全然違ってよく釣れます。

前回の探り釣りと同じく、カサゴ、メバル、ソイなどの口の大きな魚を狙う場合、特におすすめなのは、活きエサの「ドジョウ」か「淡水エビ」です。

近くの釣具店でエサとして売っているところが無いときは、前回の探り釣りを紹介した中にネットでの探し方を紹介していますので、そちらを参考にしてください。

穴探り釣りで釣れる魚!

穴の探り釣りでは、穴に隠れている魚をねらいます。

主に、メバル、カサゴ、ソイ、アイナメ、ハゼ などが釣れます。

先ほど、テトラのスキマにコマセを撒いて寄せる場合もあると紹介しました。

自分の経験ですが、隣で堤防のヘリにあぐら座りをして、短いリール竿でテトラと堤防の間を釣っていた人が、自分は家に帰るのでこの場所にコマセを撒いているから釣ってはどうかと勧めてくれた人がいて、場所を譲ってくれました。

その後、その譲ってくれた場所で1時間もしないうちに二十数匹、あっという間にメバル、カサゴ、ソイを入れ食いで釣り上げた経験があります。

毎回そのような爆釣りは無いものの、時期が合えばそのような経験も可能です。

穴探り釣りなら根がかり覚悟で攻める!

探り釣りで根がかりを恐れては釣りになりません。

と紹介しましたが、穴の探り釣りでは入り組んで重なったテトラの穴(スキマ)の底の底の奥まで仕掛けを入れ込む必要があるので、更に根がかりする可能性が高いです。

ですが、根がかりを恐れてはほぼ1匹も釣れません。

穴の探り釣りは、根がかりするのが当たり前ですので、針とオモリは(多目ではなく)多く準備しましょう。

それに、メバル、カサゴ、ソイなどは食いついてから、更に奥の穴に逃げ込みますので、あわてず素早く引き上げないと根がかりと同じ状態なってしまいます。

仕掛けが無くなった段階で釣りは終了になりますので、値段が高目のブラクリ仕掛けでなくても針もオモリも安い物で十分ですので、上の自作を参考にその場で簡単に作れますので数を揃えましょう。

1人当たり、前回の普通の探り釣りの1.5~2倍の針数と中通しオモリを念のために準備しておきましょう。

今回使わなくても次回また補充して釣行できるので無駄にはなりません。(仕掛けが無くなっての釣り終了は非常に後悔します)

そして、根がかりしにくくなることについては、前回の探り釣りで紹介しましたのでそちらを参考にしてください。

ただ一つ違いがあるのは、普通の探り釣りではハリスを5~10cmと紹介しましたが、穴の探り釣りではハリスは2~5cmと更に短くして根がかりを防ぎます。

根がかりしてどうしようもないときの糸の切り方も、前回の探り釣りで紹介しましたのでそちらを参考にしてください。

まとめ

今回は「穴の探り釣り」について紹介しました。

前回紹介した探り釣りは広く海底を探る釣りで、今回も同じ探り釣りなので似ている点は多いです。

しかし、狭い穴やスキマだけを狙う今回の穴の探り釣りでは、竿や仕掛けなど違いがあり、前回と同じと考えていると、かなり釣りづらいという結果になりますので注意が必要です。

また、テトラに上ったり、磯の不安定な場所で釣り歩くには慣れと滑らない靴も必要ですので、初心者、特にお子さんは危ないので止めましょう。

堤防ヘチ釣りの要領で、堤防側に体を置いて堤防ヘチとテトラの間を釣るか、安定した岩場でスキマ(穴)を狙いましょう。(危ないのでテトラや不安定な岩場に上らないでください)

堤防自体足元でもある程度の水深がありますし、(磯の岩場も)深くなくてもテトラの穴(スキマ)には、いい感じの魚が潜んでいます。

穴の探り釣りも、穴の魚を探りながら移動する釣りですので、基本的に1ヶ所で粘る釣りではありませんので、色々場所を移動して釣りましょう。
(ただし、同じ穴を時間を空けて何回も釣るのは有りですし、コマセを撒いた場合はある程度1ヶ所で粘って釣りましょう)

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