梅雨明け2016年中国地方はいつ頃か過去データや平年値で予想できる？
昨日ついに沖縄の梅雨明けが発表されました。
平年よりも７日早く、昨年よりも８日遅い梅雨明けだそうです。
しかし、梅雨入りしている関東周辺のダムの貯水率は４０％を切って水不足は以前続いています。
長雨はだれも好まないと思いますが、ここまで水不足だと心配になります。
さてそれでは、梅雨明けについてですが、前日四国を予想しましたので、今日は中国地方を予想してみたいと思います。
2016年の中国地方の梅雨明けを予想しているサイトでは、「７月中旬中ほどから下旬中ほど」というところが多いようですが、「７月下旬」と予想しているサイトもあります。
最近の天候は以前とは違う感じを受けますし、自然現象ですから過去のデータが役に立つか分りませんが、とりあえず気象庁の過去のデータなどから何かの傾向を見つけ出せるか確認してみたいと思います。
梅雨明け2016年中国地方はいつころ？
2016年の中国地方の梅雨明けがいつころになりそうか過去の気象庁のデータで確認してみたいと思います。
気象庁の1951年からの梅雨明けデータから中国地方では、
▼ 最も早い梅雨明けが 7/3
▼ 最も遅い梅雨明けが 8/3 と約一ヶ月の幅があります。
全体的にみると一定の波があるようにみられます。
～1981年で頂点から早くなり始めるという一つの大波の半分のような波が見られ、1982年から2011年まで梅雨明けが遅くなり始め頂点をむかえてから早くなり始めるという一つの大波が見られるようです。
それからすると今は梅雨明けが遅くりつつある、始めの時期のような感じを受けます。
最近の傾向から、遅めの梅雨明けの後は、10日ほど梅雨明けが早まる傾向があるようです。
これらと極端な梅雨明けの早い年遅い年を除外するなどすると、梅雨明けの遅い日と早い日の差がかなり短縮されます。
詳しくは、下の予想の項目で紹介します。
梅雨明け2016年中国地方の過去データや平年値は？
（実際は昨年までの）過去の中国地方の梅雨入りデータをグラフにしてみました。
● 中国地方の過去の梅雨明け
気象庁は、平年の梅雨明け日を発表しています。
平年の梅雨明け日とは、2010年以前30年間の平均の梅雨明け日になります。
● 中国地方の平年の梅雨明け日：7/21（昨年は7/24）
となります。
梅雨明け2016年中国地方の予想は！
2016年の中国地方の梅雨明け予想について、何かの傾向は見られるのでしょうか？
中国地方の過去の梅雨明けデータから
▼ 最も早い梅雨明けが、 7/3
▼ 最も遅い梅雨明けが、 8/3 で、約一ヶ月の幅があります。
ですが、突出して遅い年と早い年を除くと、
▼ 最も早い梅雨入りが、 7/10頃
▼ 最も遅い梅雨入りが、 7/26頃 で、大分幅が短縮されました。
気象庁が発表している中国地方の平年の梅雨明け日は、
▼ 7/21 です。
これを基準にプラスマイナス5日程度を見込むと、
▼ 「7/16～7/26」 と更にしぼられました。
これに最近の傾向から、遅めの梅雨明け後は10日ほど梅雨明けが早くなるようですから、
▼ 昨年7/24頃 ⇒ 今年は 7/14 ころを予想できますがピンポイントだと不安があります。。
昨年よりも梅雨明けが10日以上早いと予想して、大波からすると今は遅くなり始めと思われることから、直近の早い梅雨明けよりも遅くなる可能性が高いように思われます。
直近の早い梅雨明け日は、 7/8 です。
それからすると 早くても 7/10頃 と予想できます。
それらを勘案して中国地方の2016年の梅雨明けは、 「7/10～7/26頃」 ですが、今年は梅雨明けが遅くなりつつある中で、早めの梅雨明け「（7/10～26の前半）7/10～18頃」と予想します。
まとめ
2016年の中国地方の梅雨明け予想については、結局多くのサイトで予想している 「７月中旬中ほどから下旬中ほど」 とは少しずれて 「７月中旬頃」 という結果になりました。
今まで各地の梅雨入りや梅雨明けを予想してきましたが、四国とともに他のサイトと少しずれ（５日ほど早い）ました。
今年2016年の中国地方の梅雨明けは、実際はどのようになるのでしょうか。