堤防釣りの初心者用動画を分り易く解説!サビキ、チョイ投げ、ウキ釣り!
今回は初心者が最も経験する堤防での釣りを、初心者でも簡単に理解できる「堤防釣りの初心者用動画(サビキ、チョイ投げ、ウキ釣り)」をメインに、更に私の経験からの解説(補足)を加えて紹介します。
おそらく全く釣り経験の無い人でも、この動画と解説(補足)で、堤防での釣りを理解してもらえると思います。
この堤防釣り動画が理解できれば、細かいことは別にして初心者でも堤防釣りを楽しむことができます。
実は、今まで釣り初心者向けの記事を何件かアップしてきましたが、文字のみで分りにくいのではないかと考えていました。
そこで共有(利用)できる分り易い動画などが無いか探していましたが、ユーチューブに大手釣具メーカーが作成した(釣りのプロが教える)初心者向けの分り易い「堤防釣り動画」がありましたので、それに私の釣り経験を踏まえての解説(補足)を加えて紹介してみました。
釣りのプロによる丁寧な説明と、プロのカメラマンによる見易いアップ映像もあり、個人のユーチューブ動画よりも格段に理解し易いと思います。
ユーチューブ動画でも、個人がアップしている分りにくい素人動画や、著作権無視で勝手にアップされている動画もありますが、この動画は大手釣り具メーカーが作製&アップしている動画なので、ユーチューブ本来の共有(利用)可能な動画です。
更に、ユーチューブが指定する方法でこのブログに掲載しています。
時間は57分と長いですが、初心者が一番多く経験する堤防での釣りの中でも、最も多くの人が行っている釣り方、リール竿を使った「サビキ釣り」「チョイ投げ釣り」「ウキ釣り」「ルアー釣り」の基本的なことが理解できるようになっています。
なお、動画は、一度に全てを見る必要はありません。
「途中からの再生」や「前に戻っての部分的な繰り返し再生」の方法も、動画の直前に紹介していますので、空き時間に「前の続き~」とか「あそこからもう一度」もできます。
もちろん、大手の釣具メーカーなので紹介されている竿やリールは良質ものですが、
・初心者としては、もっと安いセット物でもいいのではないかと思われる場合や
・私の経験でのコツや準備すると便利な物
なども併せての解説(補足)ものせています。
以前の記事と重複することがあるかもしれませんが、動画とともに解説(補足)読んでいただければと思います。
堤防釣りの利点、注意事項、竿選びなど!(釣り初心者向け)
下の動画にもありますが、堤防の釣りは初心者や子供にも釣りやすい初心者向けの釣り場です。
その理由が、
1.足元が安定している釣り場
2.岸よりもある程度水深があるので、遠投しなくても釣れる。
3.ある程度水深があるので、回遊魚が堤防の近くまで廻ってくる。
4.岩場のスキマや穴に隠れている根魚なども堤防のヘリの足元でも釣れる。
テトラや海底のコンクリートや敷石のスキマや穴は魚のいい隠れ場所です。
5.運がよければ良物(クロダイ、鯛、ヒラメ、アオリイカなど)が釣れることもある。
などなど堤防は初心者や子供にも釣れやすい環境の釣り場です。
ただし、注意点もあります。
・公園が近くになければトイレが無い。(釣り公園や有料釣り施設は有り)
・コンビニなどトイレを事前に探しておく必要がある。(放尿禁止)
・釣り禁止の場所もありますので「釣り禁止場所」での釣りは控えましょう。
最近、堤防・漁港・港では、本来の目的である作業者のために釣り禁止が加速中です。
・海に落ちないよう気をつけましょう。(釣り用ライフジャケット着用なども)
・ゴミは持ち帰り、釣り場に散った撒き餌は水汲みバケツの海水で流して帰りましょう。
・釣り公園などと違い、準備する必要のあるものや準備しておくと便利な物は忘れないようにチェックしておきましょう。
・カラスやカモメ、ネコなどが近くにいる場合は、エサや釣った魚を取られる可能性がありますので気をつけましょう。(私は前カラスにイソメ餌を全部取られた経験有り)
・テトラでの釣りは、足場が悪く危険ですので初心者はテトラに上っての釣りは控えましょう。(テトラの穴釣りは釣れますが、非常に危険なので中級者以上慣れてからに)
・他の釣り人や仕事(作業)をしている人や漁船のジャマにならないように注意。
・釣れる釣場は他の釣り人やその家族・子供もいますので、投げ釣り・遠投サビキ釣りなど周囲に人がいないか確認してから(管理釣り場では禁止の釣法です:下投げは可)。
人が多い場合は、本来のオーバースロー(振りかぶり投げ)ではなく、危険の少ないアンダースロー(下投げ)で(チョイ投げでも堤防は足元から水深が深いので大丈夫)。
堤防釣りに限らず、釣りはマナーを守って楽しみましょう。
下の動画は釣具メーカーの動画なので、竿やリールはいいものを使用していますが、初心者だから最初はそれほどお金を掛けないで釣りを楽しみたいけど、すぐ壊れそうなのはイヤという人のためにチョッとアドバイスします。
・釣り竿は長いほうが有利ですが、安価なグラス製竿は重目で、初心者は長いと扱いにくいのでリール竿なら、男性は3.6~4.5m、女性は2.8~3.6mが扱いやすいです。(最近は、比較的安くなってきたカーボン製(磯)竿ならプラス1~2m程度でも可)
子供の場合は、1.8m~(成長に併せて)ただ、子供でもサビキ釣りは針数が多く仕掛けが長いので竿は2.2mくらいの長さはあったほうが扱いやすいと思います。
なお、チョイ投げ釣りや堤防の真下(足元)だけを狙うヘチの探り釣りなら1.8m程度でも大丈夫(短くても大丈夫な釣法です)。
・リールは、3000円程度の「投げ竿&リール・仕掛けセット」に付いてくるもので可。
竿&リール(仕掛け別)で2000円台程度がギリギリ可(竿とリールの造りを要確認)。
セット物の1000円台だとリールの造りが見るからに雑(チャチ)な物もあるので要注意。
千円以下のセット物は、ほぼ数回で竿ガイド外れ、リール故障などで使えない可能性大。
・動画では、サビキ釣り用のリール竿と投げ釣り用の竿を分けていますが、初心者がセット物でそろえるならどちらも普通の投げ竿で大丈夫です。
2本目3本目を揃えたいと思えるくらいに釣りに慣れてきたら竿の柔らかさや、調子などで使い分けると竿の値段は高くなりますが釣りやすくなります。
・出来たら柄が2段程度に伸びる値段の安いタモ網を準備しましょう。(思いのほか大物が釣れる可能性が堤防釣りにはあります。有った方が良いですが最初は無くても可)
・道糸はリールに巻かれているのでそのままでいいですが、普通は2~4号程度の太さのナイロン糸です。
堤防釣りの動画と解説!(釣り初心者でも分かり易い)
大手釣具メーカーの初心者向けに作られたプロが教えてプロが撮影している分かり易い「堤防釣り教室の動画」です。(素人動画とは違いプロの動画は見易く分かり易い)
1時間程度の動画になりますが、今までの視聴回数が150万回以上視聴されている人気の動画です。
「一度に見る時間が取れない」 とか、「あの部分だけもう一度確認したいけど、また最初から見るのは面倒」 とか、の場合に 「途中から再生」、「戻ってもう一度再生」する方法です。
・動画を再生します。
・動画の下に動画が進むにつれて右へ動いていくバー(未再生グレー、再生済みレッド)があるのを確認してください。
・再生中の動画の左下の一時停止をクリック(一時停止しなくても出来ますがあわてないために)して、カーソルをバーに合わせると手のひらカーソルに変わると同時に「その時点の縮小画」と「何分何秒経過した時点か」が表示されます。
・途中から見たい場合は、画と経過時間で見たい部分を確認して、希望の時間の少し前のところでクリックすると、そこから動画が(読み込み時間がかかりますが)スタートします。(スタートしない場合は、左下のスタートをクリック)
・戻って再度確認したい場合は、同じように巻き戻したい時間付近のバーにカーソルを合わせて、画と経過時間を確認して希望の時間の少し前のところをクリックすると、そこから再スタートして動画を見ることができます。(スタートしない場合は、左下のスタートをクリック)
●どのくらいの経過時間に、どのような内容になっているかの内容も動画の下にのせましたので参考にしてください。
▼釣具メーカー「シマノ」の初心者釣り教室[堤防編]動画
(2分20秒~)サビキ釣り(中層の魚:アジ、サバ、カワハギ、、小メジナなど)
竿とリールの初心者が使いやすいのは!
竿にセットされたサビキ仕掛けの全体像!
(3分45秒)
竿へのリールのセット
糸の竿への通し方
糸とサルカンの結び方・・・竿、リール、糸、サルカンのセット実演
(7分58秒)
竿の伸ばし方
サビキ仕掛けのセット
サビキの選び方・・・道具・仕掛けのセット完了
(11分46秒)
釣り方の基本
アミ海老コマセのセット(コツ)
釣り方
アジの釣り方のコツ
アジ釣り実演
釣れた魚のはずし方
(17分02秒)
アミかごをはずしてアミ海老コマセを直接撒いて釣る方法
魚のいる棚(水深)の合わせ方
(19分30秒)
魚の大きさに合わせたオモリ
サビキ仕掛けの五目釣り(サバ、カワハギ、ウマヅラハギなども)
(21分15秒)
水汲みバケツ(バッカン)の使い方
(22分50秒~)ちょい投げ釣り(海底の魚:ハゼ、キス、カレイなど)
投げ釣りの海底はこんなところ!
ちょい投げの仕掛け全体像!
ちょい投げの道具!
(25分14秒)
竿へのリールのセット
糸の竿への通し方
糸とサルカンの結び方
天秤の付け方、仕掛けの付け方・・・竿、リール~仕掛けのセット実演
(30分)
釣る準備(竿を置く)
エサの説明と付け方実演
仕掛けの投げ方と注意点
魚のアタリ
虫エサが苦手な人の人工エサの使い方
(38分)
手で竿を持ってアタリを待つ釣り方
仕掛けを少しづつ引きながらアタリを待つ
仕掛けが海底・海草に引っかかりそうに重い場合の対処
仕掛けが海底の障害物に根がかりしたときの対処
魚が釣れたときの対処・・・釣れている実演
(43分39秒~)ウキ釣り(少し難しい釣り方:クロダイ、メジナ、アジなど)
ウキ釣りで難しいのはタナ(魚のいる水深)合わせ
ウキ釣り仕掛けの全体像!
ウキ仕掛けのセット~サルカン取り付け~針の取り付け
エサの説明
釣り方、合わせの説明
竿や仕掛けの扱い方
(53分12秒~)ルアー釣り(疑似餌釣り)
ルアー釣りの全体像!
ルアーでの釣り方(対象:サバ実演)
念のために2~3個ルアーを準備しておこう!
(55分40秒)
堤防釣りの必需品の説明!
堤防釣りの注意事項
堤防釣りの楽しみ方
堤防釣りでのコツ、準備品、釣り方など!(初心者向け)!
ここでは、釣り初心者へ向けての堤防釣りについてのコツ、準備品、釣り方など、思いついたことをランダムに補足していきます。
・サビキ仕掛けのサイズは3~6号くらい。(4号針+3号&5号も準備すると便利)
最初から25cm程度の大き目の魚を釣る目的以外は、針が大きすぎするとなかなか釣れにくいです。(小型のアジ・サバ・イワシは、2~3号程度がおすすめ)
魚の大きさもそうですが、口の小さな魚(ウミタナゴ等)への対応もあります。
・魚をはずすときは、魚つかみトング(か古いタオル)で魚をつかむと外し易い。
サビキ釣り以外は、古いタオルで魚をつかむと外しやすいです。
サビキ仕掛けの場合はタオル等布で魚をつかむと、その布にサビキの小釣針が引っかかって取れなくなるので、サビキ仕掛けでは布製品を使わないで専用トングが便利。
サビキの小釣針が布に刺さると針にある返し(引っかかった魚が外れないようについています)でなかなか外すことがでずに針を折ってしまうことも。
・特にアジの尻尾近くには硬いトゲトゲのウロコがあるので、釣れた魚がバタバタ暴れた状態で素手で魚をつかむとトゲトゲのウロコで手がささくれて怪我をするので要注意。
・アミ海老のコマセを直接海に撒いて釣るときは、最初魚を寄せるために多めに撒きますが、魚が寄っている場合は、一度に多く撒かないで少しづつ撒きましょう。
・アミ海老のコマセを使うときは、アミ海老に似せたピンクスキンのサビキ仕掛けが可能性として有利です。(ピンクスキン=アミ海老の擬餌、サバ皮等キラキラ=幼魚の擬似)
ただし、釣り場によっても違うので、できればピンクスキン系とサバ皮系の両方のサビキを持参するのが理想です。
・水汲みバケツとその他のバケツ
堤防から海水をくみ上げる海水汲みバケツ(バッカン)は1つでいいですが、そのほかに普通の安い100均バケツを2つ程度持参すると便利です。
アミ海老コマセを溶かすバケツ(海水少々)、手洗い用バケツ(水道水を1Lボトルで持参)、釣った魚を一時的に入れるバケツ(海水たっぷり/バッカン兼用)の計3つですが、そのうち1つは水汲みバケツと兼用(海水を汲むときは魚をクーラーボックス&氷へ移動)です。
手洗用を海水にしてもいいですが、乾くと粘つく感じがいやなので、私は2.7Lの焼酎の空きボトルに水道水を一杯入れて持参しています。(手洗い水が汚くなったら交換)
魚を直接クーラーボック&氷に入れる場合は、手洗いバケツ兼バッカンで計2つです。
・水汲みバケツを自作してみましょう。
釣具屋で安くても1000円近くする水汲みバケツを100均を利用して安く自作。
1)100均などの普通のバケツの取っ手に、100均のカラビナというねじ込んで外れない金具を付けてそのカラビナに荷造り用の(100均の)太いビニール紐(5~6m)をシッカリ結わえます(ビニール紐直結のカラビナがバケツの取っ手を行き来できるように)。
バケツの取っ手付け根の片方に20号程度の重さのナス型オモリ(代用品でも可)をしっかり結びます。(バケツ片方が傾かないと海水を汲み取れません)
2)海水を汲む場合、バケツのオモリが下に、反対側の取っ手の付け根にカラビナ来るようにすると、バケツが斜めになって海面から海水を汲み上げることが出来ます。(海水を汲むとその重さでバケツの傾きが直り、海水を汲み上げることができます)
バケツの大きさにもよりますが、もしも、自作した水汲みバケツの紐かカラビナを持ってみてバケツが自然に斜めに傾かない場合は、オモリの数を増やして調整。(バケツの片方が傾かないと、いくら振っても海水を汲み取れません)
3)なお、カラビナをつけないで直接バケツの取っ手に結んでもいいですが、取っ手を結び目が行き来する結び方をしましょう。
4)また、バケツの取っ手付け根に付けるオモリは、石を網や布に包んで代用したり、工夫するとその分費用がかかりません。
★100均の折りたたみバケツ(取っ手付き)の場合は、材質が柔らかいので2ヶ所の取っ手付け根の間のバケツのヘリ中央付近に小さい穴を開けてにオモリを結わえましょう。
この場合、カラビナは不要でビニール紐は取っ手中央に動かないよう硬く縛る。
・クーラーボックスに入れる氷(または保冷剤)
クーラーボックスには魚の鮮度を保つため氷か冷した保冷剤が必須ですが、真水の氷に魚が直接触れると身が白くなって鮮度が落ちて(浸透圧で魚の塩分抜け、氷直接は凍傷)美味しくないので、クーラーボックスに真水氷を入れて厚めのビニール袋2枚重ねを入れてそのビニール袋に釣れた魚を入れます。(クーラーボックスが生臭くならないので一石二鳥、海の魚に真水は食べる前の調理以外は厳禁⇒釣り人の常識)
クラーボックス用の保冷材は魚の鮮度は落ちないのでそのまま使えますが、保冷時間が思いの他短いので、2~3個入れるか、真夏ならだんぜん氷がおすすめ。
(魚屋などで使用している「塩分のある塩氷」は、ほぼ入手不可能)
そのほか真水氷を厚めで穴の空いていないビニール袋に二重に入れて口を固く結んでからクーラーボックスに入れて、それに水汲みバケツで汲み上げたキレイな海水を入れてクーラーボックスの海水を氷で低温にしておいて、釣れた魚を入れると活け締め効果もあります。(ただし、クーラーボックスの中が超生臭くヌルヌルで、洗うのが大変)
使う氷は製氷皿の小さい氷よりも、冷凍庫で大きめの氷を作ったほうが溶けにくく長持ちします。
どれくらい氷を入れるかについては、クーラーボックスの保冷力にもよりますが、普通で容量の2~3割氷、その際は溶けにくい大き目の氷に。(コンビニのゴツゴツ氷も可)
堤防釣りのためのチョイ投げとウキ釣りのコツ!(初心者向け)
ここでは、堤防釣り釣り初心者のためのチョイ投げ釣りとウキ釣りについてのコツなど、思いついたことをランダムに紹介していきます。
▼チョイ投げ釣り
・投げ釣りは、危険なので周囲に人がいないことを確認してから投げましょう。
足元から水深の有る堤防でのチョイ投げなら、下投げアンダーソローでも可。
・投げ釣りで、竿を置いて釣る場合の注意、三脚などの専用の竿置きがない場合は、長さ20cm程度の角材などのクッションを下に入れたり、クーラーボックスに立てかけると竿やリールに傷が付きにくいです。(コンクリートに置くと、どちらもかなりの傷だらけに)
・餌を付ける場合、素手だと元気のいい虫餌はなかなか針に付けにくいので、餌付け&釣った魚を掴む兼用のタオルか手ぬぐいを持っていくと便利です。(そのほかキレイな手拭専門タオルも)サビキ仕掛けと違って、針が大きめなので、タオルなどの布を使って針が引っかかってもはずしやすいので、ぜひ釣り専用タオル2本程度を持参すること。
・大きな魚が釣れる場合がたま~にあるので、柄を伸ばせる安いタモ網は便利。
本格的なものは高いので、柄が2段程度に伸ばせてタモ網がある程度の大きさなら何とかなります。
魚をタモ網に入れて取り込む際は、必ず魚の頭からすくうこと。(魚は前に進むから)
▼ウキ釣り
・今回は円錐ウキですが、一般的には棒状のウキや丸いウキを浮きゴムで止めて水深を固定して使います。
竿先に道糸を結んでウキ止めゴムを通して(対応する小型中通オモリを通して小サルカンに結び)釣針のハリスを結びます。
ただし、オモリがガン玉、板オモリの場合は、道糸とハリス直結(サルカンを間に挟んで結んでも可)して、最後にその部分あたりオモリを付けます。
・投げウキや投げサビキ釣りには、大き目の遊動ウキ(円錐、棒状などある)を使って、ウキ止めゴムとシモリ玉でウキの水深を決めます。(投げサビキ仕掛け一式セット有)
沖に投げる遠投タイプの場合は、狙う水深が深い場合があるのですが、投げる際に浮き下が長いと投げづらくて遠投できません。
ウキは道糸の一定範囲を遊ぶように移動(遊動:ウキの下が輪になっていて道糸がスルスル通ります)しますので、投げる時点では投げやすいようにウキ下が短く、投げた後海面に着水するとオモリの重さで道糸が引っ張られて、最初に決めておいたウキ止めゴムの水深でウキが止まることになります。(水深は自分で道糸のウキ止めゴムを移動する)
こうすることで、遠投しても竿の長さよりも深い水深で魚を狙うことができます。
・ウキ釣りのエサで、オキアミ(大、中、小、極小サイズパックあり)は一般的ですが、エサを取られやすいので、アオイソメをハサミで3cmくらいに挟んで付けたり、対象魚によっては活きエサなど色々なエサをつけます。(その他、色々な代用餌もあります)
・アミ海老コマセを針に刺すこともたまにありますが、予算的に大丈夫なら小か極小サイズの挿しエサオキアミパックの方が、針に刺す専用のエサなので針に付け易く便利。
・ウキ釣りはウキが引っ張られることで食いついたと判断しますが、棒ウキなど食い上げというウキが急に浮き上がって寝てしまうことがありますので、その場合も竿を上げて合わせてみましょう。
・ウキ釣りは、エサを取られて逃げられるケースが多いので、その場合は針を小さくして対応。(魚によってエサを吸って吐いてを繰り返してエサだけ取ります)
魚が見えるなら、ウキが引っ張られるタイムラグを無くするために、海中に針のエサが白く見えますので、魚が近づいてきて白いエサが消えたように見えたら(魚の口の中)素早く竿を上げて合わせてみましょう。(釣り用偏光グラスメガネが見易く便利)
後で目は非常に疲れますが、ウキを見て釣るよりもウキが引っ張られるタイムラグが無いので逃げられる確立が格段に低くなり数が釣れます。
まとめ
今回は、堤防釣りについて、プロが教える動画をメインに、初心者向けに様々な解説や補足を加えて紹介してみました。
初心者の方には、文字だけでの説明よりも、やはりこのような動画を加えての方が理解し易いのではないでしょうか。
今後も初心者向けの分り易い釣り動画がありましたら紹介していきたいと思っています。
最後に、実際に釣りに行かれる前に、道具を揃えたなら動画を見ながら、実際に道具へのセットなど、家でできる事を事前に試すことをおすすめします。
実際の釣り場でもアタフタすることなく、順調に準備ができることでしょう。
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