丸山海釣り公園の概要と仕掛け!初心者は小アジ,小サバ,ガシラ,メバル狙い!

2019年12月6日

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このブログでは海釣り初心者の人への情報の一つとして、有料・無料の海釣り施設や海釣り公園も紹介しています。

今回は、丸山海釣り公園について色々情報をのせてみたいと思います。

丸山海釣り公園は、前回のメガフロート同様に鳴門大橋を観ながら、鳴門海峡の多彩な魚の釣りを楽しめる有料の海釣り公園です。

実は丸山漁港にある「海の展望広場」に隣接している海釣り公園で、すぐ近くには公園の管理事務所の入っている魚彩館という丸山漁港の直売所もあります。

釣り桟橋は、丸山漁港にある弁天島という島の周囲の沖側約半分に造られた長さ150mの半円形の金網桟橋で、足物と水深は5~9mあります。

そんな丸山海釣り公園について、

・施設の概要や動画
・仕掛けや季節に釣れる魚
・必要な物、あると便利な物

などをのせてみたいと思います。

丸山海釣り公園で、少し不便なのが「コンビニ」「食堂」「釣具店」が近くにないので、下でも紹介していますが、事前に確認しておく事が大事です。

それは、事務所(飲料自販機も有)の窓口でレンタル竿や仕掛けや餌などの販売所を兼務していますが、売店と呼べないほどの種類しかないので、基本的には釣り道具、仕掛け、餌、食事は準備して持参した方がいいと思います。(ただし、サビキ仕掛けでレンタル竿に、アミ海老とイソメ程度で楽しむなら道具や餌は持参しなくても大丈分)

また、注意が必要なのは釣り桟橋の柵が非常に低いので、子供と一緒の釣りの場合は無料貸し出しの救命胴衣を着せる必要があることと、販売所(駐車場も)から釣り桟橋までかなり歩くので、戻らなくてもいいように必要な物(餌、仕掛け、飲料、食事など)を確認してから釣り桟橋へ向かいましょう。

丸山海釣り公園の概要!園内の動画も!

丸山海釣り公園の概要や釣れる魚を紹介します。

丸山海釣り公園は、淡路島の丸山漁港にある弁天島の周りの沖側に造られた長さ150m・幅3mの半円の金網桟橋です。

こんな感じです。(丸山海釣り公園の空撮)

漁港の直売所「魚彩館」内にある公園管理事務所で支払いをして釣り桟橋へ入ります。
*レンタル竿、仕掛け、餌は管理事務所の受付にあります。

弁天島までと弁天島内の遊歩道を歩いて釣り桟橋へ行きますが、かなり歩くことになりますので、食べ物と飲み物は一緒に桟橋に持って行きましょう。

トイレは駐車場付近と遊歩道の途中に簡易トイレがありますが、桟橋にはトイレ、自販機ありません。

釣り桟橋の水深は、足元で5~10mで沖に近いほど深くなります。

鳴門海峡の釣り場なので魚影は濃く、多彩な魚の釣りを楽しめますが、特に岩場の弁天島の周りの桟橋なので、根魚が釣れる釣り場として知られています。

準備段階で注意が必要なのは、底が岩場で根魚狙いの探り釣りをするなら、引っ掛って仕掛けを無くす可能性が高いので、予備の仕掛けは多めに準備する必要があります。
(サビキ仕掛けでの釣りや、ウキ釣りは中層なので、多くの予備は必要ない)

丸山海釣り公園の施設・設備については、

漁港直売所「魚彩館」内に管理事務所
飲料自販機、仕掛け・餌・販売
無料駐車場
トイレ
遊歩道途中に簡易トイレ
金網釣り桟橋
陸側柵は高い
沖側柵はかなり低い
洗い場、ゴミ箱
救命胴衣無料貸与

などになります。

注意が必要なのが、駐車場、餌・仕掛け販売所、飲料自販機は釣り桟橋から、かなり歩いて戻る必要があるので、釣り道具・餌・食事・飲料など忘れ物の無いように注意が必要です。

また、金網釣り桟橋にある沖側の柵はかなり低く、子供は無料貸与の救命胴衣を着けて釣りすることになっています。

しかし、小さい子供と一緒のファミリーフィッシングでは、救命胴衣を着けても十分注意が必要です。

▼丸山海釣り公園の概要です。
所在地:兵庫県南あわじ市阿那賀(丸山漁港)
市の公式サイト
https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/suisan/umidurikouen-maruyama.html
連絡先:公園管理事務所は漁港直売所「魚彩館」内
799-39-0399
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南インターから県道25号を阿那賀方面へ車で約10分
神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターから国道31号を湊経由で県道25号へ、丸山漁港まで車で約20分
駐車場:無料駐車場約40台分有(魚彩館前)
営業時間:5~8月6時~19時、9~11月7時~17時、12~4月8時~17時
定休日:水曜(祝日は翌日)、12/29~1/3
★荒天のときは臨時休業あり。
レンタル:レンタル竿有り1000円~
料 金:1日釣り券 16才以上1000円、小中学生500円
★回数券11枚 〃 10000円、 〃  5000円
見学     〃   200円、 〃  100円
駐車場 無料
★事務所は魚彩館内にあります。
販売所:事務所受付で、レンタル竿、仕掛け・餌・氷の販売
レンタル竿・錘・電池・サビキ仕掛け程度(種類限定)
餌は、アミ海老、オキアミ、イソメ、石ゴカイ、氷程度
★仕掛け&餌にこだわるなら、準備して持参する。
トイレ他施設:
管理事務所に、トイレ・飲料自販機・販売所
金網桟橋
陸側柵は高い
沖側柵はかなり低い
洗い場、ゴミ箱
救命胴衣無料貸与
禁止・注意:詳細は公式サイトで要確認
投げ釣り禁止
紀州釣り(ダンゴ釣り)禁止
子供は救命胴衣着用義務有
ゴミはゴミ箱へ
その他:お昼は準備するか、途中で買って持参しましょう。

▼丸山海釣り公園の動画
丸山海釣り公園の様子が分る動画です。

丸山海釣り公園の仕掛けと必要な物!季節に釣れる魚も!

丸山海釣り公園の仕掛けや季節に釣れる魚について簡単に紹介します。

ここの海釣り公園は、「投げ釣り」と「ダンゴ釣り」は禁止されています。

ここの釣り場で仕掛けは、

・サビキ釣り
・探り釣り(落し込み釣り)
・ウキ釣り
・ズボ釣り
探り釣りの仕掛けのハリスを1.5mに長くして餌は活きシラサエビ。
複数の短い竿で仕掛けの棚(水深)を変えて桟橋際に仕掛けを垂らして(少し間を開けて)並べ、撒き餌さを撒きながら、アタリを待つ。アタリがあったら、その棚(水深)に全部の竿の仕掛けを合わせる。

などが多いようです。

初心者や家族連れでの釣りで狙う魚は、小アジ、小サバなどの回遊魚やガシラ、メバル、アイナメなどの根魚がメインになります。

ただし、探り釣りの場合は、底が岩礁帯なので、底の岩に引っ掛って、仕掛けを無くす可能性があるので、仕掛けの予備は多めに準備する必要があります。

それでは、初心者でも可能な仕掛けを簡単に説明します。

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★サビキ釣り
サビキ釣り仕掛けは、サビキ、オモリ、コマセカゴ兼オモリ、全部付いているものを購入する。遊動ウキをサビキの上に付けてオモリを調節すると、ウキサビキ仕掛け釣りになります。下からチョイ投げすると、投げサビキ釣りで沖目の回遊魚を狙えます。
餌は、サビキカゴにアミ海老のコマセを入れる。
▼トリックサビキ仕掛け釣り:
サビキの針にスキンやサバ皮の付いていないカラバリのサビキ仕掛けに、スピード餌付け器でアミ海老を付けて釣る餌釣りです。
●回遊魚(小アジ、小サバ)がいても釣れない時は、小さい針にしたり、サビキの針に直接コマセのアミ海老を付けて餌釣りすると格段に釣れ易くなります。
アミ海老が小さくて針に付けにくいときは、小粒オキアミパックなどを買って持参。

★探り釣り(ミャク釣り、落し込み釣り)
足元の探り釣りは、リールからの糸に3~5号の中通しオモリを通してサルカンに結ぶ、もい一方のサルカンの輪に釣り針(8~12号)のハリス(15~20cm)を結ぶ。
●ガシラ、メバル、アイナメなどは、ハリス15~20cmくらい。
(タイ、チヌなどはハリスを100cmくらいに長く)
●カワハギ、海タナゴなどのときは、ハリス15cmで針は3~4号程度の小さいものを使う。
釣り方は、オモリ(仕掛け)を海底まで降ろして、ゆっくり仕掛けを上下させながら魚を誘う。釣れないときは、次の場所に移動して数多く探り釣り歩くのが釣果を上げるコツです。
ガシラなどは、桟橋の橋脚付近、岩場のスキマに潜むことが多いので、そこを探り歩く。
アタリが有ったら、竿を立てて針を魚の口に掛ける合わせをして、根のスキマに逃げ込まれないように素早く巻き上げる。
ガシラ、メバルなど唇が硬いので、合わせをしないと針がシッカリ刺さらずに海面から上ったときに、針から外れて逃げられる可能性があります。
*オモリは、海底にオモリが付いたのが分る程度の重さが丁度いいです。
(重すぎると扱いづらい)
餌は、シラサエビ、オキアミ、イソメ
(ガシラ・メバルなど:釣った活き小アジ・小イワシ、活きどじょう)など

★ウキ釣り
リールからの糸に遊動ウキ仕掛けを付けてウキに対応した中通しオモリなどのオモリを通してサルカンに結ぶ、サルカンの下の輪に針のハリス(糸)を結びつけて仕掛けのセット完了。水深は遊動ウキ仕掛けのウキ止めゴムで調整する。
餌を針に付けて、足元または下からチョイ投げして釣ります。
潮にのせればウキ流し釣りになります。
針の大きさは、釣る魚と魚の大きさに合わせる。
(小さい魚は小さい針で、大きい魚を狙うときは大きな針で)
小アジ・小サバ・カワハギ・海タナゴは2~4号の極小~小さな針
カサゴ・メバル・スズキ・ハマチ、チヌなどは、それなりに大きな針(8~12号など)
餌は、シラサエビ、オキアミ、(スズキや青物は活き小アジ)、活きドジョウなど
▼ウキ泳がせ釣り:スズキ、青物などの中層大型魚を活き餌で狙う
ウキ釣りの仕掛けのサルカンの下に結び付ける針のハリス(糸)を1.5~2mに長くして活き小魚などが泳ぎ廻れるようにする。針の大きさは10~13号程度。
水深は遊動ウキ仕掛けのウキ止めゴムを手で上下動かして調整する。
下からチョイ投げして沖目に仕掛けを投入する。
餌は、シラサエビ、活き小アジなどの口か背中に針を刺す(活きドジョウは口に)。

なお、サビキやウキ釣りで他の人が釣れているのに自分が釣れない場合は、タナ(魚のいる深さ)が違っているか、針の大きさ、仕掛け(サビキとトリックサビキは似てるが釣り方が違う)が違う場合がありますので、釣れている人をよく観察してみましょう。

十㎝程度の豆クラスの小魚、口の小さいカワハギ類・海タナゴの場合は、2~4号程度のワカサギを釣るような小さな針でないと釣れませんので、事前に準備しましょう。(5~6号では釣れない)

▼丸山海釣り公園で釣れる主な魚と時期です。

春:メバル・ガシラ・グレ・アイナメ・チヌ・海タナゴ
夏:アジ・サバ・メバル・ガシラ・グレ・チヌ・ハマチ・スズキ・ベラ・カワハギ
秋:アジ・サバ・ハマチ・メバル・グレ・タイ・イシダイ
冬:メバル・ガシラ・スズキ・タイ・グレ・カレイ

なお、釣れる時期は年によってズレますので、大まかな目安です。

実際に行くときには数日前には、海釣り公園に電話して、最新の情報「釣れている魚」「釣れている時間」「駐車場・園内の混み具合」「仕掛け・餌」などを確認して、それに対応した準備をしましょう。

▼最後に、釣りに必要な最低限のものを紹介します。
【釣りに必要な物】
リール竿2.4~4.5m・リール
仕掛け

バケツ1個
持ち帰るクーラーボックス(発泡クーラーなら千円以下)
クーラーボックスの氷(販売所にも有)
レジャーシート(金網桟橋での小物、小魚の落下防止)
折りたたみイス、クッション
など

それと、持っていかなくても釣りはできますが、持っていくと便利な物を紹介します。
【持参すると釣りに便利な物】
予備の仕掛け
ハサミ
魚の針はずし、針外しプライヤー
釣れた魚を掴む魚ばさみ(生臭さ、ウロコ対策)
虫エサ用餌付け(先の曲がった)ピンセット
バケツ3個(コマセ用、海水汲み用、手洗い用真水入れ)
タオル2~3枚(手拭用、魚つかみ用、予備)
ビニール袋2~3枚(魚入れクーラーボックスの中に1枚、ゴミ入れなど)
日焼け対策(日焼け止め、帽子、肌を出さない など)
水分補給対策飲み物・お菓子
弁当・パンなど

まとめ

今回は、丸山海釣り公園を紹介してみました。

丸山海釣り公園で初心者や家族連れが狙うメインの魚は、小アジ、小サバなどの回遊魚やガシラ、メバル、アイナメなどの根魚です。

その仕掛けは、

小アジ・小サバ、ウミタナゴ: サビキ釣り、ウキ釣り
ハマチ・スズキ等中層大物:ウキ泳がせ釣り(釣った活き小魚餌)
ガシラ、メバル、アイナメ: 探り釣り
(ガシラ、メバルなら、5号程度のサビキ仕掛けにイソメでも可能性有)

になります。

当日は、釣り公園の係員に、どの辺で何が釣れているか、仕掛けなども聞いて参考にしましょう。

釣り桟橋の柵は低いので十分気をつけてください。(子供は無料貸し出しの救命胴衣着用が義務です)

丸山海釣り公園の管理事務所で、仕掛けや錘、氷など販売していますが、売店と違って種類が少ないので、釣り道具、仕掛け、餌は、種類を多く扱う釣具店で揃えて持参しましょう。
ただし、サビキ仕掛け、レンタル竿、アミ海老、オキアミ、イソメはあります。(ファミリーフィッシングなら、この程度でも楽しめますが、上で紹介した「必要な物」と「便利な物」を参考に、その他を持参しましょう)

探り釣りの場合は、仕掛けを無くす可能性が高いので、釣り針と中通し錘、サルカンは多めに準備して行きましょう。

釣りの道具については、初心者の人は二~三千円の竿・リールのセット竿と(発泡)クーラーボックス(数百円)で大丈夫です。

そして上で紹介した「仕掛け」、「仕掛けに必要な物」や「釣りに必要な物」も揃えて行きましょう。

また、無くてもいいですが、「あると便利な物」も揃えておくと釣り易くなります。

★暑い時期の釣りは、日陰が無いので日焼け対策と水分補給を忘れないようにしましょう。

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