緑のカーテンの作り方?敵芯ってするの?ゴーヤ以外なにがいい?

2020年1月10日

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緑のカーテンで夏の暑さ対策、今年の緑のカーテンの生育状況はどうでしょうか?

予定通り育って葉が茂っていますか?

スカスカになっていませんか?

せっかく緑のカーテンを始めてみたけど、なんか思うように行かない!

と言う人も少なくないようです。

それに、緑のカーテンを作るためにホームセンターから色々買ってきて、思いのほか費用が掛かった!
と言う人も・・・

そんなことについて書いていきたいと思います。

緑のカーテンの作り方、こんなときは!

●緑のカーテンってお金かかる?
ホームセンターで本格的に準備すると万単位でお金が掛かることもあります。

ホームセンターは、苗と野菜の培養土(14リットルで200円程度のもの)を準備しましょう。

100円ショップでは、200円のプランター、支柱、野菜ネット、サッシフック、肥料、鉢底石、園芸スコップなど、ほとんどが1個100円~200円で揃います。

●1プランターに何株?
ちなみに1個のプランターには、つる植物の苗1つが理想ですが、多くても2つまでにしましょう。

●プランターで成長度合いが変わる?
根が広がるスペースが大きいほうが根詰まりしないから成長がいいし収穫も多いから、理想としては1プランターに苗は1本。

●葉がよく茂る方法は?
大き目のプランター(100円ショップで200円のプランター程度で可)に苗1つ。

野菜もしくは花の専用培養土で元肥入りが簡単で使いやすい。

その植物にあったつるの敵芯をして、子づる・孫づるを伸ばしながら、追い肥も忘れないであげる。(液体肥料なら週2回)

暑くなってきたら、水やりは朝・晩2回でタップリ与える。

●ネットの張り方、支柱の固定
窓のサッシに、すだれフックを取り付けて、それに支柱を固定または、すだれフック2つのフックに横に支柱を縛って、その支柱にネットを張る。
下は、コンクリートブロックやレンガなどに縛って固定する。(下が土なら支柱を挿す)

●プランターが小さい場合
プランターが小さい場合、プランターの下から根が出る可能性が高いので、土の上にプランターを置いてその下の土に根を這わせるか、プランターの下に土を入れたプランターを置いて2重のプランターにして根の張れるスペースを確保する。

緑のカーテンつくるのに敵芯は必要?

緑のカーテンは、つる性の植物で作りますが、つる性の植物は敵芯が重要になります。

敵芯は、子つる・孫つると、わき芽を増やし、つるの本数を増やすことで野菜などの収穫を増やすと同時に葉も多く茂らせることが出来ます。

そして増えたつるを伸ばしたい部分へ誘引することも重要です。
自然に任せていたら葉の茂る場所が偏って、部分的にスカスカになる可能性がありますから、全体的に葉を茂らせるためには、葉を茂らせたい方向につるを誘引することが大事になります。

緑のカーテンですから、一番の目的はネット全体に葉を茂らせること。

そして、副産物として野菜の収穫や花の観賞がありますが、敵芯することで野菜の収穫や花の数が増えます。

敵芯のタイミングは、それぞれの植物で異なってきますので、図書館で野菜栽培の本を借りて呼んでみてください。

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いくつかの植物の敵芯については、

・本葉が5~6枚で敵芯するもの
ゴーヤ、◎おすすめ◎つるありインゲン、ヘブンリーグル、フウセンカズラ

・1メートルくらい伸ばして敵芯するもの
キュウリ、へちま、アサガオ

孫づるを伸ばすタイミングは、親づるの敵芯と同じくらいのタイミングで子づるを敵芯することになります。

たいていの場合、ネットの上までつるが伸びたら、そのタイミングでも敵芯します。

敵芯は、子づる・孫づるを増やすために重要ですし、あまり上に伸びすぎると、収穫しにくくなりますので、タイミングを逃さずに行いましょう。

緑のカーテンってゴーヤ以外には?

緑のカーテンに最も適しているのがゴーヤですが、毎年ゴーヤだと飽きてしまいます。

何年か経験したら、ゴーヤ以外のものにも挑戦してみたいですね。

ゴーヤ以外で、こんなものが緑のカーテンとして利用されています。

キュウリ、ヒラサヤインゲン、琉球アサガオ、フウセンカズラ、千成ヒョウタン、オカワカメ、アカザカズラなどです。

ただ、育てる難易度はありますが、つる性の野菜・果物は基本的に緑のカーテンにできます。
ミニかぼちゃ、小玉スイカ、ミニメロンなどの果物に挑戦している人もいます。

あなたは、来年どれに挑戦してみたいですか?

わたしは、過去に小玉スイカに挑戦しましたが、1苗で1個しか収穫できませんでしたので、3個を目指して再挑戦したいと思います。

これはおすすめ、「つる有インゲン」100均の種、何年もやっていますが、失敗は1度も無し、ツルも旺盛に伸びて、枝分かれして広がっていきます。
収穫も、毎年4~5回は十分可能です。

これは地植えですが、安いプランターの深さでも1つに2株なら十分育ちます。

1回アタリの収穫量は、インゲンの味噌炒めなら、家族3~4人分は十分可能だと思います。
とにかく枝分かれして伸びた先に花が付いて次々実がなります。
チョッと収穫を忘れていると、鞘の中の豆が大きくなるって食べにくいので、その注意が必要です。

重要なのは、植える時期、適した時期に植えましょう。
種は袋に書いてあります。 苗はその地域で売られ始めたら・・・一応ネットで確認してみてください。(地域で異なります)
肥料は、100均の鶏糞ペレットを週1回1株1握り程度で大丈分。
水は、乾いたらタップリ。(夏は日中を避けて、朝か日が翳ってから、1日2回でも大丈分)

それだけで、こんな花が咲いて次ぎ次に実がなります。

まとめ

緑のカーテンは、100円ショップを上手に利用して、あまりお金をかけずに行いましょう。

効率的に緑のカーテンを作るには、葉を茂らせる敵芯やつるの誘引、追肥、水やりを忘れずに理想的な緑のカーテンを目指していきましょう。

プランターは、100円ショップで200円で売っているプランターで十分ですから、欲張らずに1プランターに1株でシッカリ根を張れるようにしてあげましょう。

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