余呉湖のワカサギ概要と釣り方や釣果! 2019~2020シーズンは暖冬影響?
今回は、滋賀県長浜市の余呉湖のワカサギについて少し詳しい内容を紹介したいと思います。
余呉湖ではワカサギやフナ、コイなどの稚魚を放流して、釣り好きの人達のために魚影の確保をしています。
ただ、許可されているのかどうか不明ですがビッグサイズのバス釣りも有名なようです。(バスは小魚なんでも食い尽くすのでワカサギに影響がないか不安は残ります)
余呉湖でのワカサギ釣りは、毎年11月下旬解禁で翌年3月下旬までになりますが、ベストシーズンというと寒くなる12月下旬~翌年2月頃になります。
余呉湖でのワカサギは、2つある桟橋からの釣りと、桟橋に係留されている係留ドーム船での釣りです。
桟橋からワカサギ釣りは、短いワカサギ竿でも釣れますが、3m以上の穂先の敏感な竿(鮒釣り延べ竿で可)での釣りが一般的です。
初心者や家族連れには、レンタル竿とドーム船がおすすめといいたいところですが、レンタル竿は無く、ドーム桟橋(暖房・トイレ無し)も10名程度しか入れない上に予約ができません。
ただし、管理事務所で、竿、仕掛け、餌の販売はあるので、ほぼ手ぶらで釣ることもできます。(必要な物は下で紹介)
そんな余呉湖のワカサギについて、
・ワカサギ釣り概要
・釣り方や2019~2020年釣果
・アクセス、料金など
・釣りルール・規則など
を紹介してみたいと思います。
なお、余呉湖の2018年ワカサギ参考釣果については、コチラで。
余呉湖のワカサギの概要!
余呉湖でのワカサギの概要を少し詳しく紹介してみます。
余呉湖は寒くなるとワカサギが釣れだすので、これからが本格的なシーズン。特に今年は暖冬なので、これからが勝負という感じです。
余呉湖は、2019~2020シーズン今現在まで、残念ながら例年にない不調、1日の最高釣果が0~40匹がほとんどで、最高釣果100匹超は1日だけのようです。ただし、ワカサギのサイズは10cm以上といつもよりサイズアップしている感じがします。
昨シーズンは12月に入って、1日の最高釣果が200匹~500匹ありましたので、2019~2020年シーズンは過去に類を見ない釣果の悪さということになります。
■2019.11余呉湖ワカサギ釣りボウズ!ギル猛攻!
他の湖では暖冬でも今まで通りワカサギの釣れている湖も多いので、余呉湖でのワカサギ不調が外来魚由来でないこと祈りたい気持ちです。(バスは持ち帰らないので、餌のワカサギがいれば際限なく数も増えて大型化する)
上の動画ではギルもいるそうです。
各種バス類&ブルーギルは特定外来生物の魚で、ルアー釣りの対象ですが持ち帰らないので増える&大型化する一方で、日本在来の小魚を餌にして食い荒らしてしまいます。
バス、ギルどちらの魚も、根絶対策をしている湖と、利用してワカサギよりも人気のバス釣りのための整備をして、料金を徴収し、更に大会を開くなどで収益につなげている湖もあります。
暖冬が原因ならまだこれから期待できますが、持ち帰らない外来魚が原因なら最悪の状況です。
それでは、気を取り直して、余呉湖のワカサギについて基本的なことを紹介します。
★余呉湖のワカサギの概要
場 所:滋賀県長浜市余呉町川並
余呉湖漁協(ビジターセンター内)
滋賀県長浜市余呉町大字川並2380-1
http://www.zc.ztv.ne.jp/yogoko-g/newpage2.html
http://www.ozatoya.co.jp/kumiai/yogoko_fishing.html
アクセス:北陸自動車道の木之本インターから国道365号線で約5㌔
JR北陸線の余呉駅から歩いて約10分
連絡先:0749-86-3033(状況確認など、予約は不可)
駐車場:川並釣桟橋200台分有、江土釣桟橋30台分有
トイレ:ビジターセンター横に有
期 間:11/下旬(2019年は23日解禁)~翌年3/下旬頃
★川並のみ2019.11.3~プレオープン(8時~)。
★ドーム船も同時解禁。
時 間:6時~17時(プレは8時~)
遊漁料:
大人 高校生以上1人1400円(環境整備費300円込)
小人 小中学生 1人800円( 〃 )
料 金:釣り桟橋は上記遊魚料のみ
★係留ドーム船(10名予約不可)は更に +乗船料1人600円
レンタル・桟橋受付で、餌・竿・仕掛け、エサの販売のみ有
食 事:どちらの桟橋も食堂有
それ以外は、弁当、パンなどを持ち込み可(桟橋での調理は不可)
★管理事務所には飲料自販機もあり。
★センター前の広場での調理は持参すれば可。
規則ルール:桟橋・係留ドーム船とも予約は不可。
ドーム船での竿は1人2本まで
〃 では禁煙、火気厳禁
〃 内に暖房器具・トイレは無し
見学設定な無し。(遊魚料必要、小学生未満は無料)
積雪や路面凍結の可能性有(チェーンはスタッドレスで)
確認は木之本インター 0749-82-5052
撒き餌、擬餌鈎(サビキ仕掛)、引っ掛け鈎の禁止
投げ釣り禁止
桟橋上で七輪、練炭、炭など床に熱が伝わる器具の使用禁止
(床に熱の影響が無い暖房専用器具は使用可)
燃えカスが残る燃料の使用禁止(湖への投棄厳禁)
桟橋での調理目的の器具の利用禁止(調理はセンター前の広場は可)
無理な割り込み、騒ぐ、広く場所を占拠など迷惑行為禁止
ゴミは持ち帰ること
桟橋釣りは外で寒いので十分な防寒対策が必要
係留ドーム船も暖房無いのでそれなりに防寒対策が必要
係留ドーム船はタバコ禁止
余呉湖のワカサギの釣り方と釣果!
余呉湖のワカサギの釣り方や釣果を紹介します。
余呉湖でのワカサギ釣りは、川並桟橋と江土桟橋の2ヶ所ある釣り桟橋と内1ヶ所にある桟橋に係留されている乗員10名のドーム船での釣りになります。
過去の一般的な傾向としては、早朝の釣果がよく午後は釣果が下がるので、行くなら開始時間に間に合わせていくのがいいようです。
2019~2020年今シーズンは、先ほど上に書いたとおり、類を見ない釣果の悪さです。暖冬が原因なら、まだこれから期待はできます。
■2019.1(昨シーズン)余呉湖でワカサギ釣り、目指せ竿頭!
余呉湖の桟橋のでワカサギ釣りは、かなり寒く、早々に引き上げる人も居るようなので、足元からの防寒対策は完全に行うようにしましょう。
余呉湖でのワカサギ釣りは、桟橋と桟橋に係留されたドーム船(船内にはトイレ&暖房なし)なので、トイレ、食堂などは管理事務所近くにあり、寒さ対策に気をつければ、例年の釣果が戻れば初心者や家族連れでも比較的便利にワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。
■釣り方:
余呉湖でのワカサギ釣りは桟橋釣りか桟橋の係留ドーム船内
桟橋釣りの竿は3m以上穂先の柔らかい延べ竿(リール竿でも可)
リール竿には小型のリール(短いワカサギ竿でも釣りは可)
桟橋ドーム船は短いワカサギ竿のみ可
仕掛けの針は1.0~2号(小型ワカサギなら1号程度)
餌のサシは半分にハサミでカットして集魚効果を期待
寄せ餌のブドウ虫もハサミで半分カットして使いたい
★群れを見つけることが重要。待っているより探して釣る。
ワカサギの群れ、棚を探す携帯型魚探があれば便利
棚は底から、誘いを繰り返して、徐々に棚を浅く(釣れた深さで釣る)
■注意事項: 準備品は一番下参照
基本は上を参照
桟橋はもとよりドーム船も暖房無いので足元からの十分な防寒対策が必要
ドーム船内にはトイレ無し
■2019.2車中泊 絆ちゃんとワカサギ釣りin余呉湖
余呉湖でのワカサギは桟橋の釣る場所による釣果ムラがあるので、
・周囲を見回して、ワカサギが釣れている場所の近くで釣る。
・ただし、釣っている人の迷惑にならない程度の近さをわきまえること
ことが重要です。
余呉湖のワカサギは回遊を待っていても不利になります。
積極的に移動して試し釣りを(魚探で探)しながら釣りましょう。
また、小型のワカサギの場合は、
・仕掛けを小さな1号程度の針に変更して、更に餌のサシをハサミでカットして小さくする。
などの対応が必要になります。
マナーとして、混んでいる場合は、隣の人へ一言断わって釣れている場所へ入りましょう。
■余呉湖ワカサギ2019~2020シーズン釣果概要
公式 http://shigakasen.com/wakatyoukatop.html
★1日の最高釣果
1/6 20匹 江土
1/5 10 江土
1/4 23 江土
1/3 20 江土
1/2 30 江土
1/1 33 江土
12/下旬 江土7~40
12/中旬 江土10~40
12/上旬 川並2~5、江土5~62
11/~末 川並0~10、江土30~52
11/25 江土150
11/24 川並12、江土80
11/23 川並5、江土40
・詳細情報は余呉湖漁協へ問い合わせ(0749-86-3033)。
まとめ
余呉湖でのワカサギの概要と釣り方や2019~2020シーズン釣果などについて紹介してみました。
今シーズンの余呉湖のワカサギは、今1/上旬まで類を見ない大不調に見舞われています。
昨シーズンの釣果12月に入り、釣れムラはあるものの、1日の最高釣果200~500匹が、今シーズンは1日最高釣果0~40匹で100匹超は1日だけです。
■2019.2下旬 余呉湖で初めてのワカサギ釣り
理由が、今年言われる暖冬の影響ならこれから期待できますが、余呉湖のビッグ外来魚が原因なら最悪の状況です。
とりあえず、釣れる時期がズレていることを祈って、今まで余呉湖でワカサギを釣る際のコツを再確認したいと思います。
余呉湖のワカサギは、待っても廻ってこないので、積極的に釣れている場所の近くに移動してジックリ釣りましょう。
もしくは、最近よく使われている携帯型の魚群探知機でワカサギの群れを探して移動しながら釣る方法もあります。(携帯型は数千円~あります)
また、釣れている場所の近くの可能な限り近くで釣るようにして、餌のサシの両端に針を刺して真ん中をハサミでカットしたり、(マキエサは禁止ですが)集魚効果で人気の川魚釣り餌のブドウ虫を仕掛けの上2つの針に同じように付けて釣りましょう。(ダブルの集魚効果を期待)
そして、5cm程度の小型ワカサギには、0.5~1.0号程度の針の仕掛けと餌を半分に小さくハサミでカットするような対応をとる必要もあります。
また、レンタル竿と同じくらいの値段で竿の販売と仕掛けや餌も売られているので、持帰るものだけ持参すれば一応手ぶらでワカサギ釣りを楽しむことは出来ます。(竿、仕掛け、餌は管理事務所で買えます)
それ以外、折畳みイス、小バケツ、ハサミ、手拭タオル、携帯カイロ、ジップロック袋、発泡クーラー、保冷剤か氷、完全防寒衣類と靴にブドウ虫があれば十分です。
竿は、3m程度の鮒釣り竿なら安いもので数百円~1000円程度で買えるので、仕掛けやナイロン道糸1~2号も一緒にホームセンターなどで確認した方がいいかもしれません。
車で行くなら今後は、タイヤチェーンやスタッドレスが必要になる可能性もありますので、最寄インターの「木之本インター 0749-82-5052」へ確認してから行くようにしましょう。
ワカサギ釣りは、基本的に竿と仕掛けと餌、そして入れる袋があればワカサギ釣りはできますが、ワカサギは鮮度が落ちやすい魚なので帰るまで鮮度を保たないと生臭いですので、釣れたら生きているうちに一旦湖水を入れたバケツに入れて泥や餌を吐かせて、しばらくしてジップロック袋に移して氷を入れた発砲クーラー(か冷した保冷剤)に入れて持ち帰る必要があります。
この持ち帰り方は、親切な湖の管理事務所なら公式サイトに掲載されています。
餌のサシは現地購入でもいいですが、集魚効果で人気の川魚釣り餌ブドウ虫(または釣り餌のサシではなく人気の川魚餌ゴボウ虫を使うなら)は釣具店で事前に準備して持参しましょう。
持ち帰ってワカサギを食べるときには、以前紹介している記事を「釣った魚の処理や調理」カテゴリーに入れてあるので、そちらについても参考にしてみてください。
最後に、余呉湖のワカサギ、2019~2020年今シーズンの不調の原因は、「暖冬?」「ワカサギ成長期の不順な天候?」それとも「外来魚の捕食?」、単なる暖冬の原因で、釣れる時期がズレているだけであって欲しいと願っています。
なお、余呉湖へワカサギ釣りに行く前に、公式サイトの最新釣果を確認してから行きましょう。
または、余呉湖漁協へ問い合わせ(0749-86-3033)。
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