釣り初心者のリールのつけ方と使い方!糸はコレでいい!

2019年11月20日

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釣りは初心者や家族連れで楽しめる人気の趣味です。

でも、はじめは分からないことだらけで、悩むことも多いことでしょう。
もしかすると、「子供が釣りをしてみたい!」の意思表示に、釣りの経験が無い親御さんなら困惑するばかり。

前にも書きましたが、釣りの初心者なら竿とリール、仕掛けがセットになった2000円~3000円のものでも十分楽しめます。(のべ竿でのサビキ釣りやウキ釣りならもっと安いものも)

セット物なら説明書も付いているものもあるので、セットも簡単だと思いますが・・・

それでも色々分からないことがあると思いますので、簡単に説明したいと思います。

釣り初心者のリールのつけ方!

・リールの竿へのつけ方は、
竿の握り手部分の近くに「プレートシート」や「パイプシート」というリールを固定する金具がついています。
プレートシートは、金具を跳ね上げるとスライドする部品があるので跳ね上げて、リールのリールフット(足)という竿へのセット部分の片方を挟みこみ、もう一方を跳ね上げ金具で挟んで跳ね上げた部分を元に戻すと固定されます。(糸巻き部分は竿先側に)
パイプシートは、上か下がネジ状になっているので回して、リールのリールフット(足)を挟み込むんで上または下のネジを回して挟み込んで締めていくとリールが固定されます。(糸巻き部分は竿先側に)
竿のリールを付けたあたりを持ち、もう片方の手でリールのハンドルを廻します。(リールによっては、ハンドルを左右差し替えできるものも)
*竿に糸を通すガイドが付いているものは、固定金具(プレートシート等)が欠損していなければ全てリールを付ける竿です。(竿の中に糸を通す中通し竿はガイドがなくてもリールが付けられます)

・リールをセットしたら、
伸ばす竿が一般的ですが、その場合はリールのガイドローラーを跳ね上げて巻かれている道糸を、竿のガイドに通して仕掛けをセットしてから竿を伸ばすと簡単です。(糸を通す竿のガイドは手元から竿先まで一直線に)
リールの糸巻きの外側を回るガイドローラーという金具を跳ね上げると、糸を出すことができますが、最後にガイドローラーを元に戻すと、糸が出なくなり、ハンドルを廻すと糸を巻くことが出来ます。
竿先のガイドを通した糸にサルカンという金具を結んで、サルカンのもう一方のワッカに仕掛けを結ぶか取り付けて仕掛けのセットは終了です。
その後、ガイドローラーを元に戻す前に竿のガイド(糸を通す輪)がリールを取り付けた側に一直線になるようにシッカリ伸ばして、ガイドローラーを元に戻すと竿へのセットは終了です。(更にリールから糸を出すにはリールの使い方参照)
なお、リールが糸を巻き取れる状態で糸巻きが逆回転してしまう場合は、リールの糸巻きと反対側にある逆回転ストッパーレバーが解放側になってるので反対側へ。

・なお、ウキをつける場合は、
竿のガイドローラーを通し終わったリールの糸にサルカンを結ぶ前に「ゴム管のみ」または、「遊動浮き用のウキ止めゴム⇒シモリ玉⇒遊動ウキ⇒ストッパーゴム⇒サルカン」の順でつけます。
ウキの深さは、ゴム管はゴム管を移動して浮きをゴム管に差し込みます。(竿の長さより浅い水深を狙う場合)
遊動ウキは、上下のウキ止め間を移動するので、上のウキ止めを動かすことで深さの調節をします。(上のウキ止めはリールに巻かれるほど水深を深く出来るので、遠方に投げて深い水深の魚も狙える)
なお、下のウキ止めは仕掛けとウキ&ウキ金具が絡まない程度の位置でウキが止まる位置にします。(あまり下側を長くすると投げ難いので注意)
投げサビキ釣りの場合は、遊動ウキ仕掛けでセットしたサルカンへ「錘つきコマセ籠のサビキ仕掛け」を付けるだけで完了。(水深の調節必要)
*浮き下の水深がずれると釣れないので、餌を買う釣具店に釣果情報とともに聞いておきましょう。(現場で教えてくれる人がいたら聞く場合も)

釣り初心者のリールの使い方!

・初心者向きのスピニングリールの使い方は、
その前に、リールの後ろに、逆回転ストッパーというレバーがありますので、これをオン側に倒して置くことで、逆回転しないで巻き取り側だけに固定されます。(レバーをどちらに倒しても逆回転する場合は故障)

リールを竿にセットするために糸を出すときや、仕掛けを投げるために糸が出る状態にするときは、リールの糸巻きの外側を回るガイドローラーを跳ね上げます。

なお、投げるときは、人差し指で糸が自然に出て行かないように竿側に糸を押さえながらガイドローラーを跳ね上げ、振りかぶって投げるタイミングで人差し指の押さえをはずすと仕掛けが飛んで行きます。
タイミングが重要なので、はじめはオモリだけ付けて周囲に注意しながら練習しましょう。(投げ釣りは危険:周囲に人がいないことを確認)

投げた後、仕掛けが着水すると仕掛けが底に着くか、ウキ止めで止まるまで糸をだしたままにして、止まったらガイドローラーを元の位置に戻して、たるんだ糸を巻き取って糸が一直線になるまで巻きましょう。
巻きすぎると仕掛けが近くまで来てしまうので、ほどほどに。

なお、リールの後ろについている逆回転ストッパーは逆回転しない側にしておくことと、リールの糸巻き押さえ(一番上)はドラグといい適度なきつさに締めると大きな魚が食いついたとき、ブレーキをかけながら糸が少しづつ出ていくので、糸が切られない、細めの糸で魚とのファイトを楽しめますので覚えておきましょう。(ドラグはゆるすぎない、きつく締めすぎない、手で糸を強く引っ張ったときだけ少しづつ糸巻きが逆回転するくらいに締めておきましょう)

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リールをセットした竿を持つときは、リールを竿の下にして竿の上からリールの足を人差し指と中指ではさんで握って、仕掛けを投げるときは、竿を握る手の人差し指で糸を押さえながら、反対の手でガイドローラー跳ねあげた後に、竿の握り部分に添えるように軽く握ります。

投げた仕掛けを近くに寄せて探りながら釣るときとか、魚が食いついて糸を巻くときは、そのままリールのハンドルを回すのではなく竿(先)で糸を後ろ(または上に)に引っ張って(竿をあおるといいます)、その後竿を前に戻しながらたぐり寄せた糸を緩めないようにリールのハンドルで素早く巻き取ることを繰り返すのが基本です。(ルアー釣りは別)
竿を動かさないで、リールだけでギリギリと糸を巻き取るのは、小型の魚が釣れたとき以外、初心者にはあまり推奨できない巻取り方です。
大き目の魚の場合は、直接リールで糸を巻くと重くて巻きにくいので、竿で糸をたぐり寄せてからたぐり寄せた分の糸をリールで巻き取ります。

・リールの糸が巻き取れないときは、
リールの糸のセット方法が間違っている場合があります。
リールの糸を竿にセットするときに、ガイドローラーを跳ね上げてから糸をリールから出して竿のガイドに通してください。ガイドローラーを元に戻すと糸を巻き取れます。(ガイドローラーが糸を巻きますので、それに糸を通さないと空回りして巻き取れません)
リールのドラグが緩んでいませんか?
リールの糸巻き部分の先端に、回せる蓋のようなものが付いていますが、このドラグを緩めると糸が引っ張られると糸が出て行きます。(きつく締めると糸は全く出て行きません)
強く手でリールの糸を引っ張った時に糸が出て行くくらいにドラグを回して調整しておくと大きな魚が掛かったときに、いきなり魚が引いてきたときに少しずつ糸が出て行って糸を切られるのを防ぎます。

・リールのハンドルは右か左か?
一般的なスピニングリールの場合、竿の下に来るようにして握って使いますが、糸を巻くハンドルは右と左があります。
1つのスピニングリールで、ハンドルの反対側のつまみを回して緩めてハンドルを引き抜いて、左右付け替えできるものもあります。
左右どちらでも使いやすいほうで使いますが、最初は利き手側にハンドルを付けて、竿を利き手で握って投げてから、持ち替えて又利き手でハンドルを回す方が使いやすいかも。
慣れてきたら、竿は利き手で投げて(操作して)、リールのハンドルは利き手以外の手を使って回すのに慣れると持ち替えがいらないので便利です。(ルアーの場合はコレ)

釣り初心者のリールの糸はコレです!

・リールの糸は3号か4号のナイロン糸が初心者には扱いやすいです。
ちなみにリールに付いている番号は2000~3000番くらいが扱いやすいです。(番号が小さいと巻く糸の量が少なくなるか、細い糸を使わなければならなくなります)

・リールの糸巻き(スプール)への糸の付け方は、
リールを購入すると糸は巻かれて付いています。
付いていない場合は、太さを指定して普通のナイロン糸を購入して釣具店に巻いてもらいましょう。
高い値段のpeラインやフロロカーボン糸などは、初心者は不要、中級者以上に。
値段の高い糸には、伸びない、切れない強靭な糸も有るので、仕掛けやオモリが引っかかってしまったときに大変。ナイロン糸が丁度扱いやすい。

リールのスプールに糸を巻きつけるには、シッカリ糸を張って糸に負荷を付けながら一定の負荷で巻いていかないと、仕掛けを投げたときなどに糸が絡んだりしてしまうので、初心者の場合は自分で行わないでお店に巻いてもらうか、巻き付けてあるリールを買いましょう。

何年かリールを使って、糸を巻きなおしたいときには、同じように釣具店で糸を購入して巻いてもらいましょう。
大き目のリールの場合は、糸を全部新しくすると費用が掛かりますので、古い糸をある程度残してそれに新しい糸をつないで巻いてもらいましょう。
どうしても自分で巻きたいときには、古い糸を手で取り外した後、新しく巻く糸を別の人に引っ張ってもらいながら巻きつける必要があります。

まとめ

文字だけで説明しましたので分かりにくい部分も多かったと思いますが、釣具メーカーのサイトなどで画像や映像で分かりやすく説明しているサイトもあります。

しかし、初心者の人が一番分かりやすいのは、竿と糸付きリールのセット物を購入して、そのお店で現物を見ながら、糸の巻き直しを教えてもらうのが一番理解し易いです。

まず、購入したときにセットの仕方、竿の扱い、リールの扱い、餌の付け方などを聞くと色々教えてくれますので、躊躇なく聞きましょう。

その後は、釣具店で餌を買いがてら、釣れている情報や水深、釣り道具の扱いで分からないところなどを「まだ釣りの経験が浅いからと」色々聞きましょう。

▼釣りの初心者に分り易い「釣りの初心者向け動画教室」をのせました。
他のサイトへの掲載が許可されたユーチューブ動画です。
釣り具メーカーがプロ釣り師を出演(解説)させて、プロが撮影している釣り初心者のための動画なので、素人動画と違って非常に分かり易いです。
「サビキ釣り」「ちょい投げ釣り」「ウキ釣り」の基本が動画を見るだけで理解できます。
「堤防釣りの初心者用動画!サビキ、ちょい投げ、ウキ釣り!」
なお、私の堤防釣りのコツも色々載せていますので、ご覧ください。
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