風呂の排水栓から水漏れ?ポップアップ排水栓のパッキンか?修理は?

2016年12月12日

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風呂の水が減ってるような感じがする、何かに使ってるのかな~?

何か変だな~? と思っているうちに、

ある日、風呂にお湯を入れた翌日、風呂の水が半分に減ってる!

こんなことがありませんか?

私の家も家を建てて11年で、そんな状況になってしまいました。

そのとき色々調べたり、確認したことをなどを書いてみたいと思います。

風呂の排水栓から水漏れ?

風呂の水が漏れてる感じがする! でも、

沸かした当日は風呂に入れないわけではないし、シャワーも使えるから、少し様子みようかな。

と安易な考えでいたら、ある日、翌日沸かそうとしたら水が半分もなくなってる。

これはまずいと、ネットで色々調べてみたら、可能性がいくつかでてきました。

風呂桶自体からの漏れ ⇒ 見た目で傷などないので違うと思う。

追い炊きの風呂釜へ湯が出入りする部分の接合部分劣化 ⇒ 見た目で劣化しているようではない。

ポップアップ排水栓のゴム劣化 ⇒ 見た目ではボロボロではないが、栓をしてお湯を入れた後、栓を手で回すと回るようになっていたことは気づいていたが・・・。

排水栓や排水口に髪など異物が付着 ⇒ キレイに掃除をした後、風呂にお湯を入れて様子見。

翌日の結果は、やっぱり風呂の水が半分程度なくなっている。

風呂のポップアップ排水栓のパッキンが劣化!

家の風呂の排水栓は、風呂の淵のボタンを押して開け閉めするポップアップ式排水栓です。

栓全部がゴムで出来ているのではなく、プラスチック製の蓋の内側に3ミリ厚のドーナツ型のゴムパッキンが付いています。

パッキン劣化の可能性に注目して、よく洗った後乾かしてみたら、なんと濡れている時には劣化していないように見えたパッキンが、乾いたらけっこう硬くて細かいくずが落ちてきた。

上でも書いてますが、新しかったときにはお湯を入れたときに排水栓にふれても動かなかった記憶があったのに、少し前からクルッと回ることには気づいてはいました。

そのときは水漏れもしていなかったので「ゴムパッキン劣化」なんて、頭には浮かんできませんでしたが・・・

ということで、今回の風呂の水漏れの原因がゴムパッキンの劣化の可能性が高いということが判明。

風呂の排水栓の修理どうしよう?

風呂の説明書を確認したら、排水栓だけ(引っ張ると抜けてくる)とゴムパッキン部品だけの、両方を取り寄せることができることが判明。

このくらいなら自分で交換できると踏んで、早速、部品注文の電話番号に電話。

結果は、製造から10年以上経過していて、部品製造中止で在庫も無いとのこと。

新しいポップアップ排水栓に全部交換になるらしい。

部品代と作業代で3万円程度とのことなので、とりあえず交換はお願いしないで電話を切りました。

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さて、ここから更にネットで調べるのに数日。

ようするに3ミリ圧のドーナツ状のゴムパッキンを見つけて交換すればいいということで、代替品を探しまくり。

後でカッターで削ってもいいから・・・  と探しても、ミリ単位で微妙に合わない。

最終的にネットで見つけたのが、「ゴムパッキン自作」に関する情報です。

今付いているパッキンを栓からはずして、厚み外径、内径を計測して、自作用のゴム板と切り出し方を探しているうちに、

3ミリ厚乳白色の「シリコンゴムシート10センチ×10センチ(家のパッキン4枚切り出せる大きさ)」が300円程度、円状に切り出せる「円切りカッター」が千数百円らしいと判明したので、ネットで注文。

シリコンゴムシートは、無味無臭で食品関係にも使える安全性と耐熱性、耐寒性(-30度~150度)も問題ないものという性能表示です。

届いたその日に、パッキン自作開始。

ゴムパッキンが4つ切り出せる大きさ(10センチ×10センチ)なので、シリコンゴムシートを定規とボールペンで4つに分けて、分けた四角の角から対角線を引いて中心を決めて、そこに円切りカッターの中心の針を刺して、小さなカッターの上の押さえ部分と中心の押さえ部分を押さえながらグルット1回し、2回しで簡単に切り出せました。
ドーナツ型なので中心部分の切り取りも計測していたので、同じ要領で切り出して、キレイな円の3ミリ圧乳白色のシリコンゴムパッキンが15分程度で完成。

即、排水栓に装着したら、ピッタリはましました。
あとは試験して水が漏れないかどうか、チョッとドキドキでした。

はじめにも書きましたが、パッキンが劣化してピッタリ栓がされていないと、お湯の入った状態で、栓に水圧が掛かっていても手で簡単にクルッと回ってしまうようなので、ある程度お湯を入れてまわしてみると、強く回すと回りますが、少しの力では回らない状態。

結果、おかげ様で、翌日、翌々日と水漏れも無く沸かしなおして入ることが出来るようになりました。

今現在、半年以上経過していますが、風呂に水を1週間入れておいても、風呂の水は減っていない状態です。

たまたま家の風呂の排水栓のパッキンが単純なドーナツ状でしたので、自作で何とかなりました。

まとめ

ここで最後に書いておきたいことは、風呂の水漏れが、「排水栓のパッキンの可能性があるなら簡単な形状だと自作も一つの方法です」ということもありますが、

風呂の栓がポップアップ排水栓で、ゴムパッキンだけ、もしくは栓だけ交換部品を取り寄せできるなら、10年で製造中止になる可能性があるから、10年以内に最低でも1個予備を購入して置くべきだったと後悔しています。

部品代1000円~3000円で済むところが、ポップアップ排水栓全部交換だと作業費含めて3万円近く掛かるそうです。

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