十五夜の団子って由来は?硬くならない作り方は?飾り方はコレ!
そういえば、十五夜にどうしてお団子お供えするかご存知ですか?
今年は、十五夜に手作りのお供えをしてみませんか?
お供えの、お団子も簡単に出来ますのでお子さんと一緒に、手作りをしてはいかがでしょう。
十五夜のお供えは、だれでも簡単に出来ます。
お団子作っても、すぐ硬くなってしまうから・・・
という方には、硬くなりにくいお団子の作り方なども書いていきたいと思います。
十五夜の団子の由来は?
十五夜のお団子ですが、なぜお団子なのでしょうか?
十五夜は秋の収穫に感謝するとともに、中秋の名月を鑑賞する習慣です。
当初は、秋の収穫物の里芋などの芋類や豆類などをお供えしていました。
そのうち、秋の収穫物でもあるお米を使ったお団子、そして満月の形に似せたお団子を一定の数積み上げてお供えするようになりました。
もちろん、今でもお団子の他に、秋の収穫物である野菜や芋類、豆類、果物などを一緒に、お供えしているところもあります。
十五夜の団子の作り方は?(硬くならない)
お団子を作る粉ですが、似たような粉に「上新粉」「だんご粉」「白玉粉」があります。
「上新粉」はお米(うるち米)、「だんご粉」はお米ともち米のブレンド、「白玉粉」はもち米が原料です。
この中で、「白玉粉」単体は出来上がりが、柔らかすぎて形が崩れるのでやめましょう。
基本的には「上新粉」になりますが冷めると硬くなるので、程よい硬さの「だんご粉」にしましょう。
「十五夜のお団子の作り方は!」
だんご粉に水を混ぜて、耳たぶ程の硬さにこねます。
必要な数に分けて、丸く形を整えます。
お湯を沸かして、お団子を入れます。
お団子が浮いてきてから更に2~3分煮ます。
出来たら取り上げて、風を当てるように仰いで冷まします。
・食べるときは、あんこ、きな粉、みたらしタレなどを付けて食べましょう。
■絹ごし豆腐でやわらか月見団子&積み方、食べ方
「その他には!」
・翌日でも柔らかいお団子にするには、お水の変わりに絹ごし豆腐をだんご粉と同量程度混ぜてこねてつくります。
そのほかには、昔から長芋をすって混ぜることで、硬くならないお団子作っている地域もあります。
・水と混ぜるときに、お砂糖や蜂蜜などを混ぜて味付けしてしまってもおいしいです。
・お団子に色を付けたいときは、黄色はカボチャを電子レンジでチンして、だんご粉をこねるときに混ぜます。
茶色は黒糖、赤は食紅を混ぜます。
十五夜の団子の飾り方はコレ!
十五夜のお団子の飾り方ですが、何種類かあります。
基本になるのが、通常の年には12個、うるう年には13個を下のように積み上げます。
12個の積み上げは、1段目は3個×3個で9個、2段目は3個
13個の積み上げは、1段目は3個×3個で9個、2段目は2個×2個で4個
正式には、三方というお正月のお餅をお供えするものに、お餅をお供えするのと同じように、白い四角の紙の角を四方に出すように敷いてその紙の上に積み上げますが、無ければ普通のお皿に積み上げてください。
そのほかには、十五夜に15個、十五夜の後に来る13夜に13個の地域もあります。
15個の積み上げは、1段目は3個×3個で9個、2段目は2個×2個で4個、3段目は正面から見て縦に2個並べる(横に積まない)
13個の積み上げは、上と同じです。
他に、15個と、13個の省略形もあり、5個と3個の地域もあります。
5個の積み上げは、1段目に2個×2個で4個、2段目に1個
3個の場合は、1段目3個
基本的には、その地域の習慣に従うのがいいと思います。
もしも、迷うようでしたら基本の通常年12個、うるう年13個にしましょう。
また、十三夜もしたいという場合は、同じように通常年12個、うるう年13個で大丈夫です。
まとめ
ぜひ、硬くならないお団子を手作りしてみてください。
こちらの「十五夜のお供え物は何?」でも変り種お月見団子のレシピ動画を紹介しています。
そのほかに、季節の果物や野菜も少しお供えして、後でみんなで食べましょうね。
基本的には、十五夜には里芋などのイモ類、十三夜には栗や豆類をお供えします。
でも、食べれる(収穫)ことに感謝するのが十五夜(十三夜も)の主な目的ですから、あまり深く考えなくてもいいので、後で食べたいものを選んで、お供えしてしまいましょう
里芋、カボチャ、栗、枝豆、ぶどう、梨、りんご、柿、キウイ・・・などなど
飾るお花は、ススキ(または稲穂)だけでもいいですが、秋の花の萩やナデシコを添えると華やかになりますよ。
■お月見花の飾り方
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