灘のけんか祭りの宵宮、本宮の時間は?見物はどこでする?

2020年1月11日

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灘のけんか祭りが近づいてきました。

灘のけんか祭りは、兵庫県姫路市の白浜町にある松原八幡神社の秋季例大祭として行われます。

3基の神輿を激しくぶつけ合う神事から灘のけんか祭りと言われています。

その他、東山、木場、松原、八家、妻鹿、宇佐崎、中村の旧7ヶ村のそれぞれ地区ごとの神輿に似た豪華な飾りの屋台を担いで、激しく練りを競いあう勇壮で危険な祭りです。

過去にけが人などもでている、この危険で勇壮な祭りに毎年15万人以上が酔いしれるそうです。

今日はだいたいの祭りの内容と見物のための情報などを載せたいと思います。

灘のけんか祭りの宵宮はこう進む!

灘のけんか祭りは、宵宮から激しい祭りです。

なお、13日には前夜祭も別にあります。

宵宮の日にちは毎年10月14日で、灘の地区の人たちにとって1年前の祭り終了直後から準備してきて、待ちにまった集大成の初日です。

灘のけんか祭り宵宮は、昼前ごろから、東山、木場、松原、八家、妻鹿、宇佐崎、中村の順番に獅子舞などが先導しながら各屋台が松原八幡神社に宮入りします。

1年ぶりにひとしきり練り合ったあとに拝殿前へ進み神官のお祓いを受けますが、その西側の舞台では獅子舞が奉納されます。

その後、夕方まで豪華な飾りの屋台同士が激しく練り競う「練り合わせ」を行います。

また、夕方薄暗くなると屋台に電飾や提灯に灯りがつけられて一層華やかさが増します。

そして、最後は神社から宮出しをして、各地区のそれぞれの場所へ帰っていきます。

灘のけんか祭りの本宮はこう進む!

灘のけんか祭りの本宮は10月15日で、この日は早朝からお清めなど色々な儀式が行われます。

本宮は早朝、獅子壇尻が松原八幡神社の境内で清めの儀式を行いお祓いを受けます。

次にその獅子壇尻が御旅山への道を清めながら進み、練り場と呼ばれる御旅山麓の広畠で清めの儀式を行います。

同時に、7年に1度廻ってくる神輿練りの練り番担当地区では、海で早朝の冷たい海水をかけ合って身を清める潮かきが行われています。

本宮のための宮入は朝の7時ころから東山・木場・松原・八家・妻鹿・宇佐崎・中村の順番に屋台が入場しますが、練り番担当地区の屋台は宮入させずに神輿をぶつけ合う神輿練りを行います。

練り番地区の屋台を除く6台の屋台が決められた位置につくと、練り番地区の人が宮入して、神が宿った三基の神輿を担ぎ上げて拝殿前で激しくぶつけあう神事を行いますが、その激しさからけんか祭りと呼ばれるようになったそうです。

次は、両側を段々畑にはさまれてすり鉢状になった練り場と呼ばれる御旅山麓の広畠に移動して、ここでも神輿の激しいぶつけ合いと屋台の練り合わせを行います。

ここには毎年15万人ほども見物する人が集まります。

その後に、御旅山山頂を目指して、獅子壇尻が先頭で道を清めながら、次に三基の神輿、そして6台の屋台が坂を登っていき、山頂の御旅所で神事を行います。

そして、それが終わると山を下りまた麓の練り場で、神輿のぶつけ合いと屋台の練り合わせを行います。

この頃になると、あたりが薄暗くなってきて屋台に電飾や提灯がつけられるので幻想的な感じを受けます。

最後に練り合いながらそれぞれの場所へ帰って行き「灘のけんか祭り」が終わります。

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灘のけんか祭りの時間はこれです!

灘のけんか祭りは、前日の夜に前夜祭、14日の宵宮で昼前から半日、15日の本宮は朝からほぼ1日の祭りです。

外部の人は桟敷席(地元専用)で見物も出来ないので、要所を効率的に見物するために、昨年のものですが当日行う色々な行事の時間を列記しておきます。

時間的にはほぼ同じだと思いますが、練り番が昨年「木場」から今年「宇佐崎」になりますので、10月15日の木場が宇佐崎になります。

▼10月14日
宵宮は、松原八幡神社の境内で豪華絢爛な7台の屋台が激しく練り競います。
宮前到着 楼門入り 楼門出
東山 11:00  11:30  16:10
木場 12:00  14:40  16:20
松原 12:20  13:00  13:35
八家 12:50  13:40  16:30
妻鹿 13:20  14:10  15:30
宇左崎13:50  14:30  15:30
中村 14:00  14:40  15:40

▼10月15日
本宮に入る前の清めなどの儀式です。
露払いの儀 松原 5:00頃(神社拝殿前)
潮かきの儀 木場 6:00頃(小赤壁海岸)
宮遷しの儀 木場 八幡神社拝殿~楼門前鳥居

本宮は、練り番による3基の神輿と練り番を除いた6台の屋台が境内で、ぶつけ合い、練り合わせを行います。
宮前到着 楼門入り
東山  9:00  9:25
松原  9:35  10:00
八家  9:55  10:30
妻鹿 10:15  10:50
宇佐崎10:35  10:50
中村 10:45  11:15
木場 12:05

御旅山渡行神事は、神社から御旅山麓へ移動して麓で練り合わせ、山頂で神事を行い、下山してまた麓で練り合わせをします。
宮練り出し 下山
露払い 松原 12:10   16:15
神官渡行   12:20   16:20
神輿  木場 12:45   16:30
屋台  松原 12:55   16:50
中村 13:05   17:00
妻鹿 13:15   17:10
宇佐崎 13:25   17:20
東山 13:35   17:30
八家 13:45   17:40

灘のけんか祭りの見物はどこですれば?

灘のけんか祭り見物の見所はどこになるんでしょう?

見物の桟敷が準備される「神社の境内」と練り場と呼ばれる「御旅山麓の広畠」になります。

境内や練り場(広畠)といわれる御旅山麓には桟敷が準備されますが、これは地元関係者用なので、地元に知り合いがいないと桟敷で見物するのは不可能です。

しかし、少し遠目になりますが、上の時間を参考に早めに移動して桟敷以外の場所で、屋台や神輿を出迎えるようにすれば良い見物ができます。

屋台や神輿と一緒に移動してしまうと、いい見物場所はとれないと思ったほうがいいでしょう。

また、屋台の豪華で特徴のある飾りなどを間近で見たい人は、御旅山山頂に屋台が着くと休憩になるので、そのときにはそれぞれ工夫が凝らされた豪華賢覧な屋台をすぐ近くで見ることが出来ます。

まとめ

10月14・15日で行われる灘のけんか祭りは、桟敷席で見れないので祭事の時間と場所を確認しながら、早めに移動して見学場所を確保しましょう。

14日の神社の境内、そして御旅山の練り場はもちろんですが、移動するときも大混雑します。

あまり近くに近づくと危ないので気をつけましょう。
特に、子供が一緒の場合はあまり近づかないように特に気をつけてください。

なお、今後はアクセス・駐車場・交通規制や祭りの由来なども、これから少しづつ載せていきたいと思います。

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