はまぐりはひな祭りでなぜ食べるの?お吸い物や他のレシピも紹介!

2020年1月13日

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今回は、はまぐりとひな祭りについて紹介したいと思います。

ひな祭りといえば、「菱餅」、「白酒(甘酒)」、「ひなあられ」、「はまぐりの汁物」、「ちらし寿司」などが定番です。

ひな祭りで、「はまぐり」は、菱餅やひなあられとともに定番中の定番といえます。

でも なぜ「はまぐり」? とか

「定番のお吸い物を造りたいけど・・・」 とか

「お吸い物以外にほかのレシピないの?」

などの疑問に簡単に答えてみたいと思います。

はまぐりはひな祭りでなぜ食べるの?

はまぐりをひな祭りで、なぜ食べるのでしょう?

と思っている人も少なくないと思います。

はまぐりは古来、宮中で貝合わせという遊びがあったように、ほかのはまぐりの貝殻とは絶対に合いません。

そのため、「一生添い遂げる」という意味で、良縁と幸せな結婚生活がおくれるように、色々なお祝いの料理として使われていました。

江戸時代にひな祭りでも、お祝い料理としてはまぐりが料理に使われるようになったようです。

それに加えて、ひな祭りの頃、はまぐりが美味しくなる旬の時期を迎えるということも理由かもしれません。

はまぐりはひな祭りならお吸い物!

ひな祭りといえば、はまぐりのお吸い物というのは、定番中の定番です。

今回は、シンプルな、はまぐりのお吸い物だけでなく、はまぐり+ほかの材料も入れた、お吸い物も紹介したいと思います。

【はまぐりのお吸い物(シンプル2人分)】
(砂抜き)はまぐり6個、水2カップ、昆布だしの素(だし昆布があれば10cm程度)、酒大さじ1、塩小さじ1/2、醤油少々、三つ葉少々

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・(砂抜き)はまぐりをこすりあわせて、よく洗う。
・鍋に、水、昆布だしの素(だし昆布)とはまぐりを入れて煮る。
(だし昆布の場合は沸騰直前に取り出す)
・酒を加えて、アクを取りながら弱火で煮る。
・塩としょう油を加えて味の調整をする。
・器に盛り三つ葉を飾って完成。
こんな動画もありました。

【はまぐりと海老のお吸い物(2人分)】
(砂抜き)はまぐり4個、えび4尾、三つ葉少々、水2カップ、昆布だしの素(だし昆布があれば10cm程度)、酒大さじ1、醤油小さじ1/4、塩少々

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
*えびは、殻をむき背ワタをとって、ボウルにいれたら、多めの塩、片栗粉、ひたひた程度の水を入れてもみ洗い後数分放置してから、水洗いします。
・鍋に水、昆布だしの素(だし昆布があれば10cm程度)、こすり合わせてよく洗った(砂抜き)はまぐりを入れて煮ます。(だし昆布の場合は沸騰直前に取り出す)
・はまぐりの口が開いたら下処理したえびを入れて、アクを取りながら1分程度煮ます。
・酒、醤油、塩を入れてまた1分程度煮ます。
・器に盛って、三つ葉を飾って完了。

【その他の材料を加えてのはまぐりのお吸い物】
・材料は、はまぐりに加えてえびの他に「水煮のたけのこ」、「タラ、鯛などの白身魚」、「お麩、小切りはんぺん」など合うようです。

上の「はまぐりとえびのお吸い物」レシピを参考に具材を変えて作ってみてください。

はまぐりのひな祭りでのレシピ!【お吸い物以外】

「はまぐりのお吸い物は作るけど、ほかにひな祭りで合うレシピない?」

と考えている人も少なくないと思います。

ひな祭りの定番の料理もいいですが、今年、はまぐりを使った定番以外の少し違うものにも挑戦してみませんか?

お子さんの好きな料理やお酒の肴になりそうなもので、春を感じさせてくれるようなレシピを少し紹介してみたいと思います。

【はまぐりの茶碗蒸し(2~3人分)】
(砂抜き)はまぐり4~6個、卵2個、水250cc、酒大さじ半分、薄口醤油少々、塩小さじ1/3程度、みつばなど適量

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・(砂抜き)はまぐりをこすり洗いして、鍋に水とともに入れて中火で煮る。
・口が開いたらはまぐりを取り出して、煮汁をキッチンペーパーでこしてください。
・こした煮汁に酒、薄口醤油、塩を加え一煮立ちさせる。
・こした煮汁が冷めたら、卵を良く溶いて卵1:煮汁3の量を加えてから、ざるでこす。
・器にはまぐりの身(必要なら貝殻も)を入れ、上の液を入れる。
・沸騰した蒸し器に器を入れて蓋をして強火4分、その後は弱火で7分程度蒸して、その後火を止めてしばらく置いておきましょう。
・みつばなどあしらって完成。
こんなものもありました。

【はまぐりの中華風茶碗蒸し(2~3人分)】
(砂抜き)はまぐり6個、卵2個、鶏がらスープ300cc、酒大さじ半分、塩・コショウ少々、醤油大さじ半分、ゴマ油小さじ半分、アサツキ少々

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*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・鍋に(砂抜き)はまぐりをこすり洗いした物と鶏がらスープをいれ、口が開いたらはまぐりを取り出す。(チキンスープの素などで)
・煮汁に酒、塩、コショウを入れ、冷めたら、とき卵へ混ぜる。
・取り出しておいたはまぐりを器に入れ、卵液をザルで漉しながら器へ注ぐ。
・沸騰した蒸し器に器を入れて蓋をして強火で約2分、弱火で15分程度蒸す。
・アサツキをあしらい、醤油とゴマ油をあわせたタレをかけて完成。

【はまぐりと菜の花の酒蒸し】
(砂抜き)はまぐり300g、菜の花70g、酒140ml、加塩バター8g、醤油小さじ1/2、赤唐辛子輪切り少々

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・鍋に水700mlと塩小さじ1を入れ、沸騰したら菜の花を根元から入れて2分程ゆでる。
・ゆでた菜の花を水で冷し、冷えたら水分をとって3cmに切る。
・鍋に酒と(砂抜き)はまぐりをこすり洗いした物を入れ、蓋をして中火にかけ、口が開いてきたら火を弱めて1~2分程。
・鍋に、菜の花・加塩バター・醤油・赤唐辛子を加えてさらに弱火で1分程で器に移して完成。
こんなものも、

【はまぐりご飯】
お米1.5合、(砂抜き)はまぐり20個、人参20g、ゴボウ20g、油揚げ1/2、しらす干15g、長ネギ1本、塩少々、醤油大さじ1、みりん大さじ1

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・(砂抜き)はまぐりをこすり洗いした物を鍋にいれひたひたの水で沸騰後4分煮て冷ます。
・お米は洗ってざるに移して30分ほど置いておく。
・長ネギは小口切り、人参は千切り、ゴボウはささがき、油揚げは熱湯で油抜きしてから薄切りする。
・冷ましておいたはまぐりの煮汁をキッチンペーパーでこして、お米を入れた炊飯器に入れ、足りないようなら水を足す。
・それに醤油とみりんを入れ、味を塩で調整して、切っておいた材料としらすも炊飯器に入れて混ぜたら炊く。
・煮たはまぐりを殻から外し、ご飯が炊けてから混ぜて完成。(盛ったら三つ葉などを添える)
これもありました、

【はまぐりとキャベツのバター蒸し】
(砂抜き)はまぐり12個、キャベツ1/4、バター大さじ1、白ワイン大さじ3、醤油小さじ1、こしょう少々

*砂抜きしてないものは、塩水(水1?:塩大さじ1と2/3)で4~5時間程度砂抜きしてください。
・キャべツの葉を手でちぎり、芯を薄切りにする。
・鍋に(砂抜き)はまぐりをこすり洗いした物、バター、白ワインを入れ、カットしたキャベツをのせて蓋をし、強中火で2分程度むす。
・はまぐりの口が開いてきたら、蓋を取って裏返し、醤油とこしょうを入れて、ひと煮立ちさせたら完成。
こんなのも、

まとめ

はまぐりをひな祭りで食べる理由は、「良縁」と「幸福な結婚生活」を願ってのことでした。

定番の、はまぐりのお吸い物もいいですが、色々なレシピではまぐりを食べてみましょう。

なお、はまぐりの貝柱は美味しいものの、はずしにくいという人も少なくありません。

過去にテレビでも紹介されたようですが、
はまぐりの貝柱のついていない方の貝をはずして、貝柱のついている方の貝の貝柱の丁度裏側の部分を摩擦熱がでるくらい擦ると簡単にとれるみたいです。

また、擦る方の貝殻の代わりに箸やスプーンでもいいみたいですので試してみてください。

それから、定番物だけでなく、お子さんの好きなものを加えたり、スイーツを加えると喜ばれますので一考しましょう。
・ひな祭りケーキ、出し巻き卵、コロッケ(一口コロッケ&ミニトマト&タルタルソース、マヨネーズしょう油ソース、ケチャップウスターソースなどソースの種類を増やす)、から揚げ、ピザなどなど。

イチゴや菜の花も、春らしい食材で、ひな祭りには丁度いい食材ですので試してみてください。
なお、ひな祭りケーキ、桜もち、ひなちらし寿司、ちらし寿司ケーキ、変り種ちらし寿司なども紹介しているので参考にしてみてください。

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