梅雨入り2016年の関西含む近畿はいつか過去データや平年値で予想してみる!
今年の沖縄・奄美以外の梅雨入りは6月に入ってからになるかもしれません。
では、2016年の関西を含む近畿の梅雨入りはいつ頃なのでしょうか。
2016年の関西を含む近畿の梅雨入りを予想しているサイトでは、6月上旬というところが多いようです。
昨年の場合は、沖縄・奄美は早く梅雨入りしましたが、九州から関東甲信越まで6/2~3で一気に梅雨入りしました。
最近は、以前と天候が変わってきているような感じも受けます。
自然現象ですし過去のデータが役に立つか分りませんが、とりあえず過去のデータなどから何かの傾向を見つけ出せるか確認してみたいと思います。
それでは気象庁の過去の梅雨入りデータや平均値から探ってみます。
梅雨入り2016年の関西含む近畿はいつ?
2016年の関西含む近畿の梅雨入りがいつころになりそうか過去の気象庁のデータで確認してみたいと思います。
気象庁の1951年からの梅雨入りデータから関西含む近畿では、
▼ 最も早い梅雨入りが 5月22日
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月25日 と一ヶ月強とかなりの幅があります。
全体的に見てみると、最近に近くなるほど一定の時期の範囲内に納まっていて、徐々に梅雨入りが早まってきている傾向があるようです。
また、10年~15年程度の周期で、梅雨入りが早くなる年があり、そのあたり数年は早くなったり遅くなったりの変動幅が大きくなる傾向があるようです。
大分以前、48年以上前の過去において突出して遅くなっている年が6月25日です。
それと、同じく48年近く前の過去に突出して早い年が5月22日です。(2011年にも見られますがこの2回だけです)
45年前のからの過去データからすると、振れ幅は同じくらいで、右肩下がりに梅雨入りが早まってきていると思われます。
先ほどの突出して早い日にちと、突出して遅くなった日にちを、今年の関西含む近畿の梅雨入りの可能性の時期から除くとかなり幅を短縮できます。
詳しくは、下の予想の項目で紹介します。
梅雨入り2016年の関西含む近畿の過去データや平年値は?
実際は昨年までの過去の関西含む近畿の梅雨入りデータをグラフにしてみました。
気象庁は、平年の梅雨入り日を発表しています。
平年の梅雨入り日とは、2010年以前30年間の平均の梅雨入り日になります。
● 関西含む近畿の平年の梅雨入り日:6月7日(昨年は6月3日)
となります。
梅雨入り2016年の関西含む近畿の予想は!
2016年の関西含む近畿の梅雨入り予想について、何かの傾向は見られるのでしょうか?
関西含む近畿の過去の梅雨入りデータから
▼ 最も早い梅雨入りが 5月22日
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月25日 で一ヶ月強の幅があります。
となりますが、突出して遅くなった年と突出して早くなった年を除くと、
▼ 最も早い梅雨入りが 5月27日頃
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月14日頃 で二週間強程度まで幅が短縮しました。
気象庁が発表している関西含む近畿の平年の梅雨入り日は、
▼ 6月7日 です。
これを基準にプラスマイナス5日程度を見込んで、 「6月始め頃~6月12日頃」 という予想になります。
しかし、気象庁の梅雨入り基準は、「平年並みの梅雨入りの頃に、1週間の天気予報を参考(雨や曇りが続く)にして気象庁の担当者が感覚で、梅雨入りを予報として発表」しています。
直近の関西含む近畿の10日間天気予報では、
▼ 6月5日まで雨や曇りが少なく晴れの予報となっています。(6日は雨ときどき晴れ)
それを除くと、 「6月6日以降12日頃まで」 ということでいかがでしょうか。
まとめ
2016年の関西含む近畿の梅雨入りの予想については、結局多くのサイトで予想している「6月上旬が有力ですが、直近の天気によっては6月中旬の始め頃までずれる」可能性もあるという結果になりました。
まだ、梅雨入りしている地域が少ないことから、昨年のように沖縄は梅雨入りが早かったものの、九州・四国・中国・近畿・東海・関東甲信越まで一気に(6月2~3日の)2日間程度で梅雨入りになる可能性もあります。
これが再現されると、九州から関東くらいの範囲の梅雨入りは、6月6日以降一気に梅雨入りすることもあるかもしれません。
最後に関西含む近畿の梅雨の時期の過去の平均雨量のデータをグラフにしてみました。
*全国の平均を100とした対比になります。(単位%)
関西含む近畿の平均雨量は、右肩下がりで徐々に少なくなってきているようですが、昨年は全国平均の150%近くの雨量がありましたし、最近増えている集中豪雨の可能性もありますので、梅雨の時期は十分注意してください。
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