梅雨入り2016年の中国地方の時期を過去データや平年値で予想できる?

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今現在沖縄と奄美以外梅雨入りはまだのようです。

2016年の中国地方の梅雨入りはいつ頃なのでしょうか。

予想しているサイトでは、6月上旬というところが多いようです。

昨年の場合は、沖縄・奄美は早く梅雨入りしましたが、九州から関東甲信越まで6/2~3で一気に梅雨入りしてしまいました。

最近は、以前と天候が変わってきているような感じも受けます。

自然現象ですし過去のデータが役に立つか分りませんが、とりあえず過去のデータなどから何かの傾向を見つけ出せるか確認してみたいと思います。

それでは気象庁の過去の梅雨入りデータや平均値から探ってみたいと思います。

梅雨入り2016年の中国地方の時期は?

2016年の中国地方の梅雨入りの時期を過去の気象庁のデータで確認してみたいと思います。

気象庁の1951年からの梅雨入りデータから中国地方で、

▼ 最も早い梅雨入りが 5月8日

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月24日  と一ヶ月半以上と時期にかなりの幅があります。

全体的に見てみると、最近に近くなるほど一定の時期の範囲内に納まっている傾向があるようですが直近では梅雨入りが少し早くなってきているようです。

ただし、50年以上前の過去において突出して早くなっている年が5月8日です。

それと、同じく50年近く前の過去に突出して遅い年が6月24日です。

直近の10年程度を見てみると、梅雨入りが早まってきているように見受けられます。

先ほどの突出して早い日にちと、突出して遅くなった日にちを、今年の中国地方の梅雨入りの可能性の時期から除くとかなり幅を短縮できることになります。

詳しくは、下の予想の項目で紹介します。

梅雨入り2016年までの中国地方の過去データや平年値は?

実際は昨年までの過去の中国地方の梅雨入りデータをグラフにしてみました。

● 中国地方の過去の梅雨入り
中国地方梅雨入りグラフ

気象庁は、平年の梅雨入り日を発表しています。

平年の梅雨入り日とは、2010年以前30年間の平均の梅雨入り日になります。

● 中国地方の平年の梅雨入り日:6月7日(昨年は6月2日)

となります。

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梅雨入り2016年の中国地方での予想は!

2016年の中国地方の梅雨入り予想について、何かの傾向は見られるのでしょうか?

中国地方の過去の梅雨入りデータから

▼ 最も早い梅雨入りが 5月8日

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月24日  で一ヶ月半以上の幅があります。

となりますが、突出して遅くなった年と突出して早くなった年を除くために過去40年でみると、

▼ 最も早い梅雨入りが 5月27日頃

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月11日頃  で二週間程度まで幅が短縮しました。

気象庁が発表している中国地方の平年の梅雨入り日は、

▼ 6月7日  です。

これを基準にプラスマイナス5日程度を見込んで、 「6月始め~6月12日頃」 という推測はいかがなものでしょうか。

しかし、気象庁の梅雨入り基準は、「平年並みの梅雨入りの頃に、1週間の天気予報を参考(雨や曇りが続く)にして気象庁の担当者が感覚で、梅雨入りを予報として発表」しています。

直近の中国地方の10日間天気予報では、

▼ 6月5日まで雨や曇りが少なく晴れの予報となっています。(6日以降は不明)

それを除くと、 「6月6日以降12日頃まで」 ということになるでしょうか。
(*昨年は、九州・四国・中国地方が同じ6月2日に梅雨入りしています)

まとめ

2016年の中国地方の梅雨入りの予想については、結局多くのサイトで予想しているとおり、6月上旬が有力という結果になりました。

しかし、直近の天気の関係から6月中旬にずれ込む可能性もあります。

しかし、昨年は沖縄は梅雨入りが早かったものの、九州・四国・中国・近畿・東海・関東甲信越まで一気に6月2~3日の2日間で梅雨入りになりました。

これが今年も再現されると、もしかして九州から関東くらいの範囲の梅雨入りは、6月6日以降一気に梅雨入りすることもあるかもしれません。

最後に中国地方の梅雨の時期の過去の平均雨量のデータをグラフにしてみました。
*全国の平均を100とした対比になります。(単位%)
中国地方平均雨量グラフ

中国地方の平均雨量は、ココ最近は全体としては全国平均より少ない傾向にあるようですが、一定の地域に集中する集中豪雨の可能性もありますので、梅雨の時期は十分注意が必要です。

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