梅雨入り2016年の関東甲信はいつか過去データや平年値で予想できる?
今年は梅雨入りが遅めになるかもしれません。
気象庁の10日間天気予報をみても、雨の続くような天気は見られませんが、6月に入って5~6日頃から全国的に小さな雨のマークが入りはじめ7日頃から雨くもりの予報になっています。
6月7日以降そろそろ梅雨入りの時期がくるのでしょうか?
では、2016年の関東や甲信の梅雨入りの時期はいつ頃なのでしょうか。
2016年の関東や甲信の梅雨入りを予想しているサイトでは、「早ければ6月上旬、遅めだと中旬に入るかも・・・」というところが多いようです。
昨年の場合は、沖縄・奄美は早く梅雨入りしましたが、九州から関東甲信越まで6/2~3で一気に梅雨入りしました。
最近は、以前と天候が大分変わってきているような感じを受けます。
自然現象ですし過去のデータが役に立つか分りませんが、とりあえず過去のデータなどから何かの傾向を見つけ出せるか確認してみたいと思います。
それでは気象庁の過去の梅雨入りデータや平均値から探ってみます。
梅雨入り2016年の関東や甲信はいつ?
2016年の関東や甲信の梅雨入り時期がいつころになりそうか過去の気象庁のデータで確認してみたいと思います。
気象庁の1951年からの梅雨入りデータから関東や甲信では、
▼ 最も早い梅雨入りが 5月6日
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月22日 と一ヶ月半の幅があります。
40年以上前の古い年代に5/6と、突出して早い年が1回だけありますが、それを除くと早い年と遅い年の振れ幅は大きくはありません。
また、40年前以降からのデータでは、わずかながら梅雨入りが早まってきている傾向がみられます。
これらの突出している年を、今回の関東や甲信の2016年の梅雨入りの可能性の時期から除くとかなり振れ幅が短縮されます。
詳しくは、下の予想の項目で紹介します。
梅雨入り2016年の関東や甲信の過去データや平年値は?
(実際は昨年までの)過去の関東や甲信の梅雨入りデータをグラフにしてみました。
気象庁は、平年の梅雨入り日を発表しています。
平年の梅雨入り日とは、2010年以前30年間の平均の梅雨入り日になります。
● 関東・甲信の平年の梅雨入り日:6月8日(昨年は6月3日)
となります。
梅雨入り2016年の関東や甲信の予想は!
2016年の関東や甲信の梅雨入り予想について、何かの傾向は見られるのでしょうか?
関東・甲信の過去の梅雨入りデータから
▼ 最も早い梅雨入りが 5月6日
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月22日 で一ヶ月半の幅があります。
となりますが、突出して遅くなった年と突出して早くなった年を除くと、
▼ 最も早い梅雨入りが 5月30日頃
▼ 最も遅い梅雨入りが 6月17日頃 で、大分幅が短縮しました。
気象庁が発表している関東・甲信の平年の梅雨入り日は、
▼ 6月8日 です。
これを基準にプラスマイナス5日程度を見込んで、 「6月始め頃~6月13日頃」 という予想になります。
しかし、気象庁の梅雨入り基準は、「平年並みの梅雨入りの頃に、1週間の天気予報を参考(雨や曇りが続く)にして気象庁の担当者が感覚で、梅雨入りを予報として発表」しています。
直近の関東・甲信の10日間天気予報では、
▼ 6月6日頃まで雨のマークがありませんでしたが、6月7日~9日と雨くもりが続く予報です。
というから、 「6月7日頃から13日頃まで」 ということでいかがでしょうか。
まとめ
2016年の関東や甲信の梅雨入りの予想については、結局多くのサイトで予想している「6月上旬が有力ですが、直近の天気によっては6月中旬にずれこむ」可能性もあるという結果になりました。
まだ、梅雨入りしている地域が少ないことから、昨年のように沖縄は梅雨入りが早かったものの、九州・四国・中国・近畿・東海・関東甲信越まで一気に(6月2~3日の)2日間程度で梅雨入りになる可能性もあります。
これが再現されると、九州から関東くらいの範囲の梅雨入りは、6月7日以降一気に梅雨入りすることもあるかもしれません。
最後に関東・甲信の梅雨の時期の過去の平均雨量のデータをグラフにしてみました。
*全国の平均を100とした対比になります。(単位%)
関東・甲信の平均雨量は、25年前より少ない年が100%に近づきつつあり、多い年も100%に近づきつつある傾向にありますが、一昨年から雨量が増加しています。
最近はゲリラ豪雨など以前とは違う天候が多くなってきていますので全体的な傾向が全国平均に近づいているからといって、梅雨の雨量の多い時期は注意しましょう。
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