梅雨入り2016年の九州の時期はいつか過去や平年値から予想?入り目前?
今年2016年の梅雨入りですが、沖縄は平年より7日遅いようですが、昨年より4日早く、5月16日頃梅雨入りしました。
九州でも梅雨の時期が近づいてきています。
というよりも間近というか目前のような感じではないでしょうか。
九州南部については、昨日5月24日からパッとしない曇りや雨の天気が30日まで続く予報になっています。
九州北部では26日は晴れるよそうですが、南部と同様に昨日24日以降30日までパッとしない曇りや雨の天気です。
その後、5/31~6/1は晴れの予報になっていますので、この5月30日までの間に2016年九州梅雨入りという可能性もあるのではないでしょうか。
九州の2016年の梅雨入り目前の可能性も十分にあるものの、過去のデータや平年の梅雨入りから2016年の梅雨入りを予想してみるとどうなるでしょう。
過去のデータから梅雨入り傾向などはうかがえるのでしょうか。
梅雨入り2016年の九州の時期はいつ?
2016年の九州の梅雨入りに時期は、過去のデータからいつ頃なのか推測できるのでしょうか?
気象庁の1951年からの梅雨入りの過去データからすると、
● 九州南部では:最も早いのが5/1で、最も遅いのが6/21です。
● 九州北部では:最も早いのが5/13で、最も遅いのが6/22です。
しかし、早い、遅いどちらも大分以前の記録で、特に南部では1970年以前は年によって大分変動が激しく、それ以降は変動幅が小さくなっています。
そして北部では、1990年以前は年々梅雨入りが遅くなる傾向にありますが、それ以降はある程度の幅を行ったり来たりして安定してきている感じを受けます。
そこで、直近20年で見ると、
● 九州南部では:最も早いのが5/21で、最も遅いのが6/12
● 九州北部では:最も早いのが5/21、最も遅いのが6/13
となります。
梅雨入り2016年までの九州の過去や平年はいつ頃?
上の章では、過去の梅雨入りデータからその傾向を文字で紹介しましたが、データをグラフにしてみましたので、下のグラフを参照してみてください。
ちなみに気象庁が発表している平年(2010年までの過去30年の平均)の梅雨入り日は、
● 九州南部は:5/31
● 九州北部は:6/5
になります。
梅雨入り2016年の九州での予想はこの頃?
気象庁の1951年からの過去の梅雨入りデータをグラフにすると、ある一定の年以前の古い時代は、変動が大きく、それ以降は有る一定の幅で推移しているようです。
そこで上で紹介した、ここ直近20年くらいの梅雨入りを参考にすると、九州南部・北部ともに、
● 5/21 ~ 6/13 の 約20日以内と予想できます。
しかも、前項の平年の基準(2010年までの30年の平均)以降、2011年からの梅雨入りは九州南部・北部とも、
● 5月末頃~6月始め あたりになっています。
以前にもこのブログで紹介しましたが、気象庁で梅雨入りを発表する基準は、
「平年並みの梅雨入りの頃に、1週間の天気予報を参考(雨や曇りが続く)にして気象庁の担当者が感覚で、梅雨入りを予報として発表します。」
なのでこれに、直近1週間の予報を加味すると、5/24頃から曇り・雨が5/30頃まで続き、以降晴れの予報となっていますので、
▼ 5/25(今日) ~ 5/30 の間に梅雨入りする可能性が高いのではないでしょうか。
まとめ
2016年の九州での梅雨入りの予想については、今回あまりにも直前になってしまいましたので、あまり参考にならなかったかもしれません。
しかし、一応過去の梅雨入りデータから、近年の九州の梅雨入りについては、ある程度
▼ 5月下旬 ~ 6月上旬
あたりになってきているような傾向を見て取れる結果となりました。(あくまでも自然現象なので当り外れはありますので、その点はご了承ください)
最後に九州の過去の梅雨の2ヶ月間の平均雨量(全国の平均と対比した地域平均値%)のデータをグラフにしてみました。
【九州南部】
九州南部において顕著に全国平均をかなり上回ってきている傾向にありますので十分な注意が必要です。
ただ、最近は集中豪雨の可能性がどこでも高まってきていますので、九州南部以外どこの地区でも注意が必要です。
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