梅雨入り2016年の東海の時期は過去データや平年値で予想できる?

2016年9月14日

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今年2016年今日現在、沖縄・奄美以外梅雨入りしていません。

気象庁の10日間天気予報をみても、雨の続くような天気は見られませんが、6月に入って5~6日頃から全国的に雨のマークが入りはじめました。

では、2016年の東海の梅雨入りの時期はいつ頃なのでしょうか。

2016年の東海の梅雨入りを予想しているサイトでは、6月上旬というところが多いようです。

昨年の場合は、沖縄・奄美は早く梅雨入りしましたが、九州から関東甲信越まで6/2~3で一気に梅雨入りしました。

最近は、以前と天候が変わってきているような感じがします。

自然現象ですし過去のデータが役に立つか分りませんが、とりあえず過去のデータなどから何かの傾向を見つけ出せるか確認してみたいと思います。

それでは気象庁の過去の梅雨入りデータや平均値から探ってみます。

梅雨入り2016年の東海の時期はいつ?

2016年の東海の梅雨入り時期がいつころになりそうか過去の気象庁のデータで確認してみたいと思います。

気象庁の1951年からの梅雨入りデータから東海では、

▼ 最も早い梅雨入りが 5月4日

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月28日  と一ヶ月半以上とかなりの幅があります。

全体的に見てみると、45年以上前は遅い年と早い年の変動幅が大きいですが、それ以降変動幅は狭くなり一定の時期の範囲内に納まっているものの、梅雨入りは徐々に早まってきている傾向があるようです。

また、10年~15年程度の周期で、梅雨入りが早くなる年があり、そのあたり数年は早くなったり遅くなったりの変動幅が大きくなる傾向があるようです。

45年前のからの過去データからすると、変動幅は同じくらいで、右肩下がりに梅雨入りが早まってきていると思われます。

ただし、梅雨入りが早まっている傾向は同じですが、直近10年では振れ幅が少し大きくなってきているようです。

これらの古い変動の激しい年と、突出している年2~3年分を、今回の東海の2016年の梅雨入りの可能性の時期から除くとかなり幅を短縮できます。

詳しくは、下の予想の項目で紹介します。

梅雨入り2016年の東海の過去データや平年値は?

(実際は昨年までの)過去の東海の梅雨入りデータをグラフにしてみました。

● 東海の過去の梅雨入り
東海梅雨入りグラフ2015

気象庁は、平年の梅雨入り日を発表しています。

平年の梅雨入り日とは、2010年以前30年間の平均の梅雨入り日になります。

● 東海の平年の梅雨入り日:6月8日(昨年は6月3日)

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となります。

梅雨入り2016年の東海の予想は!

2016年の東海の梅雨入り予想について、何かの傾向は見られるのでしょうか?

東海の過去の梅雨入りデータから

▼ 最も早い梅雨入りが 5月4日

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月28日  で一ヶ月半以上の幅があります。

となりますが、古い時代の変動の激しいデータと突出して遅くなった年と突出して早くなった年を除くと、

▼ 最も早い梅雨入りが 5月28日頃

▼ 最も遅い梅雨入りが 6月14日頃  で二週間強程度まで幅が短縮しました。

気象庁が発表している東海の平年の梅雨入り日は、

▼ 6月8日  です。

これを基準にプラスマイナス5日程度を見込んで、 「6月始め頃~6月13日頃」 という予想になります。

しかし、気象庁の梅雨入り基準は、「平年並みの梅雨入りの頃に、1週間の天気予報を参考(雨や曇りが続く)にして気象庁の担当者が感覚で、梅雨入りを予報として発表」しています。

直近の東海の10日間天気予報では、

▼ 6月5~6日頃から雨の予報となっています。

それを加味すると、 「6月5日頃から13日頃まで」 ということでいかがでしょうか。

まとめ

2016年の東海の梅雨入りの予想については、結局多くのサイトで予想している「6月上旬が有力ですが、直近の天気によっては6月中旬の始め頃までずれる」可能性もあるという結果になりました。

まだ、梅雨入りしている地域が少ないことから、昨年のように沖縄は梅雨入りが早かったものの、九州・四国・中国・近畿・東海・関東甲信越まで一気に(6月2~3日の)2日間程度で梅雨入りになる可能性もあります。

これが再現されると、九州から関東くらいの範囲の梅雨入りは、6月5~6日以降一気に梅雨入りすることもあるかもしれません。

最後に東海の梅雨の時期の過去の平均雨量のデータをグラフにしてみました。
*全国の平均を100とした対比になります。(単位%)
東海平均雨量グラフ2015

東海の平均雨量は、年により変動幅が激しいです。

多い年は全国平均の150%の年もありますが多くても130%ですが、しかし、少ない年は全国平均の60%程度と非常に少なくなってしまう年が少なくありません。

特に、1975年以降全国平均の100%を下回っている年が多く、近年に近づくにつれて右肩下がりに徐々に降水量が減少してきている傾向があるようです。

しかし、昨年など雨量が多い年は豪雨などもあり、地区的に集中する集中豪雨も全国的に最近多いので梅雨の雨が多くなる時期には注意が必要です。

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