ちらし寿司をひな祭りでたべる意味は?簡単に、おしゃれで美味しい!

2020年1月12日

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ひな祭りといえば、「菱餅」「ひなあられ」「はまぐりの汁物」「白酒(甘酒)」「ちらし寿司」ということで何回かに分けて食べ物を紹介してきました。

今回は、ちらし寿司について紹介したいと思います。

ひな祭りといえば、必ずといっていいほど「ちらし寿司」を食べる人が多いのではないでしょうか。

でも なぜひな祭りに「ちらし寿司? どういう意味?」 とか

「簡単に出来る方法は?」 とか

チョッと変わった「おしゃれなちらし寿司や美味しい海鮮ちらし寿司は?」

などのことを簡単に紹介してみたいと思います。

ちらし寿司をひな祭りでたべる意味は?

ひな祭りでのご飯というと、ちらし寿司を思い浮かべる人は少なくないのではないでしょうか?

ちらし寿司をひな祭りでたべる意味は何なんでしょう?

結論から言うと「ちらし寿司は、ひな祭りと直接的な関係があるわけではありません!」ということになります。

ちらし寿司は、昔からお祭りや祝い事での特別なご馳走として作られてきた経緯があります。
いまはこんなのも、寿司ケーキの作り方 (ひな祭りレシピ)

今なら、普通のちらし寿司は、全部手作りすると手間は掛かりますが、「ちらし寿司の元」みたいなもので手軽に作れるので、それほど特別なご馳走という感じはしないと思います。

しかし、昔は(特に庶民は)今ほど食が豊かではありませんし、それにちらし寿司というのは手間のかかる料理ですから、そのようなことから特別なときのご馳走料理でした。

今でいうなら、伊勢えび、蟹、あわび、いくらや高価な刺身のネタが盛られた豪華な海鮮ちらし寿司とか、肉好きの人なら高級なブランド牛、ブランド地鶏、ブランド豚など高価な肉類を調理したものが盛られた高級なちらし寿司と同じくらいの感覚でしょうか。

少しオーバーかもしれませんが、昔はだいたいそんな感じだったのではないでしょうか。

それと、ちらし寿司の具にお正月料理のような縁起物を使っているところも、お祝い料理の理由です。
海老 ⇒ 長寿
蓮根 ⇒ 見通しが利く
豆  ⇒ まめに働ける
(錦糸卵、菜の花は彩りと春の季節感を演出)

そういうことで、いつからかお祝い料理のご馳走として、ひな祭りにちらし寿司を食べるようになったようです。

名称は違いますが、各地で似たような料理がお祝いのときのご馳走として伝えられてきています。

ちらし寿司をひな祭りに簡単に作りたい!

ちらし寿司を、ひな祭りに手作りしたいけど、簡単にできないかな?

という人のために、

ちらし寿司の元(五目ちらしの元など)でちらしのご飯部分を作って、あとは色々な具を盛って飾ることで簡単につくることができます。

ちらし寿司の具には、

・マグロ刺身、サーモン刺身、(その他刺身、)錦糸卵(またはそぼろ状に炒めた卵)、茹で海老、蟹身、とびっこ、茹で菜の花、万能ネギ

刺身は普通の大きさの半分くらいにして盛ると食べやすくなります。

そぼろ卵は「砂糖、みりん、塩、牛乳」を混ぜて、フライパンで弱火でジックリ炒めます。

・金時豆を入れる地域もあるそうですが、かなりおいしいそうです。

そのほか、次で少し変わったちらし寿司を紹介しますので、参考にしてみてください。
こんなのも、

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ちらし寿司をひな祭りにおしゃれで美味しく!

手軽に作れる一般的なちらし寿司もいいですが、今年はチョッと変わった、おしゃれで美味しいちらし寿司にしてみてはいかがですか。

器をガラスにしたり、1人づつのガラスコップを使うなどの演出で、ちょっと変わった「ちらし寿司」で豪華さを演出してみましょう。

【変り種海鮮ちらし寿司】
寿司飯を作っておいて、下の具を盛って出来るので簡単です。

ガラスの器にするなど、演出するとかなりおしゃれで変わったちらし寿司になります。

・スモークサーモン、いくら

・蟹缶の身、サニーレタス、マヨネーズ

・生ハム、錦糸卵

・白身魚の(甘)酢漬け、錦糸卵・しそ(の実)

・マグロ、アボカド
マグロとアボガドを薄切りにして、練りショウガ・レモン・醤油・ゴマ油に漬ける。

【変り種肉ちらし寿司】
ちらし寿司の元(五目ちらしの元など)で、ちらし寿司のご飯部分をつくる。

牛肉ステーキ用に、「塩・こしょう」をしてフライパンに油をしいて薄切りガーリックを焼いてから、バターを入れて肉を好みの焼加減に焼く。
「醤油2、酒2、みりん1、砂糖1」をフライパンで煮立たせてソースを作る。
焼けた牛ステーキをスライスして、そのままの「塩コショウ・バター・ガーリック味」と上のソースに漬けて2種類の味の牛ステーキをちらし寿司のご飯に盛る。

彩りで、ベビーリーフ、ベビートマト、各色の細切りパプリカなどを盛り付けて完成です。

なお、「豚肉ちらし寿司」や「チキンちらし寿司」なども、ネットで検索すると見つけられますので、探してみてください。

まとめ

ひな祭りでのちらし寿司は、直接ひな祭りとは関係ありませんが、お祭りや祝い事に作られた(いつもは食べれない)特別なご馳走という意味がありました。

そのような意味からすると、今、食が豊かになった時代、ひな祭りの特別なご馳走としてのちらし寿司は、伝統的なちらし寿司に一工夫して、新たな今風のちらし寿司が喜ばれるような感じもします。

昔から受け継がれてきたちらし寿司もいいですが、今年は、今の時代に合わせた具でお祝いのときのご馳走ちらし寿司を作ってみてはいかがでしょうか。

寿司飯まで作ってしまえば、海老、蟹、いくら、刺身などの海鮮ちらし寿司、ステーキなどのお肉ちらし寿司、お子さんの好むから揚げやハンバーグ、ウィンナーなど、その他盛る具で色々なちらし寿司が楽しめます。
牛乳パックで作る菱餅型簡単ミニちらし、

あとは、ちらし寿司にはアッサリ味のお吸い物がつきものだそうですので、ひな祭りならハマグリのお吸い物、それに甘いスイーツ類(春らしいイチゴ雛ケーキなど)など準備してみては・・・


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